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HOOPS体験談    v6.00 (2003/01/07)

 

無料Webサーバーサービス「HOOPS!」体験談


まえがき

この体験談は、弊社社員が会社の立場を忘れ、皆様と同じ1ユーザーの立場で今まで体験した無料サービスを総括し、独断と偏見で評価をしながらレポートするものです。

この体験談においてコメントしたことで当該無料サービス提供者、システム開発・製作者、およびそれらの
関係する全ての方々等にご迷惑をおかけするつもりは全く無いことを明記させていただきます。

また、基本的に全くの初心者が予備知識もあまり無い状態で取りあえず体当たり体験した場合、レポーター自身の未熟さ等から操作上の色々なトラブルに遭遇してそれに四苦八苦しながら体験していったらどんなレポートになるかという観点でまとめられておりますので、勘違いしていたり、正しい使い方を知らなかった為等で当該無料サービスへの評価を全く正反対に評価してしまっている可能性も有ります。又、そのように御指摘される方もいらっしゃると思います。

そのようなときは、笑ってすませてくださることをお願いします。
(くれぐれも当社に不幸なメールをなどとは考えないでください。)


(敬称省略)

この体験談は2000年12月27日に会員登録してから現在(2002年11月25日)までの2年間弱の間の当社ホームページ開設体験に基づいています。

但し共に『楽天』傘下となっていた『株式会社インフォシーク』と『株式会社フープス』が2002年10月1日を目処に合併しましたので、それに伴い、『infoseek isweb(アイエスウェブ)』と『HOOPS!』の両無料Webサーバーサービスが統合され、その結果10月1日より「旧HOOPS−URL」は「新isweb−URL」に移行されており、hoopsなるドメイン名がどうなるかは不明です。
「旧HOOPS−URL」でも2003年5月上旬までは「新isweb−URL」に転送されますのでそのまま閲覧可能ですが、その後は変更告知と新URLへのリンク表示に切り替えられる予定となっております。)


「HOOPS!」は2000年12月12日現在で会員数20万人突破を誇り、無料ホームページコミュニティをキャッチフレーズに、当時としては最大の無料で50MBものホームページスペースという魅力と他の無料Webサーバーサービスには無かった「短いURL」が可能で商用も可ということで、当社がホームページを出来るだけ低ランニングコストでしかも金を掛けないで社名を取り込んだ覚えやすいURLで利用できる所で開設しようと考えていた条件にぴったりでした。

「HOOPS!」   
http://www.hoops.ne.jp/
(但し、2002年10月1日を境に「infoseek isweb」に統合移行しています。)

他に、本格的なビジネスサイトを希望する方向けに「SOLIDNETWORKS」なるホスティングサービスも運営しており、「希望名.com/会社名.co.jp」の独自ドメイン取得や大容量100MB、メールアドレス10個で月々3,800円という有料のサービスも有りましたが、無料のサービスしか体験しておりませんのでここでは無料のサービスに関してだけの体験談となっています。


会員アカウントたる「メンバーID」は6文字以上で自由に決められるとのことでしたので、英語表示社名から「メンバーID」を決めることにしましたが英語表示社名は5文字でしたので、最低文字数の6文字に1文字足りないので末尾に数字を1文字付けたつまり「abcde6」のような「メンバーID」を採用して会員登録しました。

この場合の「会員ユーザホームページURL」は「短縮URL形式」で次のようになります。

http://abcde6.hoops.ne.jp/


会員登録が完了すると「Welcomeメール」なる登録完了メールが届きます。

同メールには上記のような「会員ユーザホームページURL」やFTP方法を調べる為のURL等が書かれています。
(FTP方法を調べる課程で自分のWebサーバー番号が分かりますが、ちなみにその番号は十番台でした。)

それと注意点として、ホームページ(HP)を2週間以内にアップロードしないと登録が削除されることがあると書かれています。
(年末ぎりぎりの駆け込みで年賀状を書いていましたが、その中の一部の人達の分にはホームページ公開準備中としてURLを書き添えて出しました。)

そこで、登録を削除されないように兎に角何でもいいからHPらしきものを作成してアップロード(FTP転送)することとし、新年のご挨拶と将来の方向性を示しながらメニューページを兼ねる形式の「トップページ」と他サイトへのリンクページたる「お役立ちサイト」ページだけでそれ以外のページは工事中という形のたった2ページのHPを作成して、登録から5日目(2001年1月1日)の早朝にアップロード公開しました。

自己のURLにアクセスして確認すると、ページ上部にHOOPSのバナー広告が付け加えられた形でちゃんと表示されて2ページ共正常に閲覧出来、リンク設定も正しく機能していました。

当初は2週間に1回の改訂アップロードを考え、そのように努力していましたが次第に結局月1回のペースになってしまいました。


2001年1月中旬、「HOOPS!」HP上やメール等で不正なファイルのアップロードを防止する為にファイルサイズを1MBまでに制限するとの告知がなされました。

又、「HOOPS!」の障害復旧報告のページで年末年始にかけて12/28,12/29,12/31,1/1,1/11とたて続けでWebサーバーに障害発生の報告がなされていたので、資金的にも人的にも余裕の無い無料サービスの安定性に限界を感じ、複数の無料Webサーバーサービスを並行して利用するミラーサイトシステムにして相互にバックアップシステムとして機能するホームページへ移行させることにしました。
(実際には2桁有るWebサーバーが全て同時に同じ障害発生を起こす訳では有りませんから、たて続けに発生していると言っても自己のアップロードしているWebサーバーに障害発生がぶち当たる確率はもっと低いものになります。)

2回目の改訂アップロードとなる「v1.02」版を2001年1月23日にアップロードするのを機に無料プロバイダ「FREECOM」のWeb領域提供サービスを利用して同じHPを「HOOPS!」と「FREECOM」にそれぞれアップロード公開し、お互いのトップページから相互に行き来出来るようにしてミラーサイトとしました。

こうすれば、両方のサーバーが同時にダウンする確率は非常に低いでしょうから、どちらか生きている方のURLで必ず閲覧出来るように出来ます。


それでも「HOOPS!」はこまめに障害メンテナンス情報をきっちり公開してくれるので誠実な方です。同じ無料サービスでも殆ど障害メンテナンス情報が出て来ない所も有って、本当に一切障害が発生してないのか疑わしいと感じられる場合が有ります。
(資金的にも人的にも恵まれている筈の有料プロバイダのトップ「@nifty」でも障害発生が全て公開されず、会員被害が大きいものだけに絞っているようで筆者が遭遇した1地域の障害発生も筆者が障害発生を「@nifty」に連絡して初めて「@nifty」側が気付いたくらいで、その後も2・3週間にも及んだのにこの障害発生は一切告知公開されませんでしたから。)


2001年5月9日より、自己がアップロードした以外のファイルが表示されてしまう不正画像表示障害が発生しているとの告知が有り、突発的に数分間発生するというサーバーの負荷に関わる障害ということでこの現象が起きた時の回避方法等も告知されていました。

その他に発生している障害事例は、FTP不具合、短縮URL転送サーバー障害、「The requested URL could not be etrieved」と表示されて会員ページが表示されない障害等が有りました。
(短縮URL転送サーバー障害の場合は前記メンバーID「abcde6」の例で示すと以下のような「通常URL」でもアクセス出来ます。

http://www.hoops.ne.jp/~abcde6/

一方、短縮URLは更に短く次のようにしても良くなりました。

http://abcde6.hoops.jp/  )


不正画像表示障害が発生というのは、突発的に数分間発生するというサーバーの負荷の問題のせいか2001年7月末現在でも解消されていません。


「HOOPS!」を運営している『株式会社フープス』が楽天市場を運営している『楽天』の傘下に入ったのを契機に、会員ユーザーページに挿入されるバナー広告も楽天の広告が多くなりました。

『楽天』の傘下に入った頃から何かが変わったようで会員ユーザページへアクセスした時の読み込みに時間が掛かるようになりました。


一方で既に『楽天』傘下に入っていた無料メールボックスサービス「infoseek」を運営している『株式会社インフォシーク』が、無料Webサーバーサービス「FREEWEB」を運営している運営母体会社から会員毎Webサーバーレンタルを受けて2001年8月1日から無料Webサーバーサービス「infoseek isweb(アイエスウェブ)」としてサービスを開始しました。
(「FREEWEB」と同じ運営母体会社である無料プロバイダ「FREECOM」会員にとってもこれは無縁ではなく、「FREECOM」のWeb領域提供サービスを廃止して同サーバーを「infoseek isweb(アイエスウェブ)」に合わせてレンタルするとの決断が運営母体会社でなされましたので、「FREECOM」のWeb領域提供サービスを利用してミラーサイトとしていた当社にも影響が及び、同サイトを「infoseek isweb(アイエスウェブ)」へ移転するか或いは他へ移転するか迫られることとなりました。当社は結局2001年11月30日に無料Webサーバーサービス「TRIPOD」へミラーサイトを移転させましたが。)

結局、『楽天』傘下に2つの会社で2つの無料Webサーバーサービスが行われている形となった訳ですから当然の帰結として両社・両サービスの統合が視野に入ってきます。

そして冒頭で書きましたように、共に『楽天』傘下となっていた『株式会社インフォシーク』と『株式会社フープス』が2002年10月1日を目処に合併し、『infoseek isweb(アイエスウェブ)』と『HOOPS!』の両無料Webサーバーサービスが統合され、その結果10月1日より「旧HOOPS−URL」は「新isweb−URL」に移行されることになりました。

この場合、メンバーIDやパスワードが両サービスで重複してないかどうかが先ずチェックされ、重複している場合はメンバーID変更のメールが9月末までに届けられることとなり、最初に『HOOPS!』ユーザーを統合システムへ移行させ、次いで『infoseek isweb(アイエスウェブ)』ユーザーを移行させる段取りが取られました。

hoopsなるドメイン名がどうなるかは不明ですが、メンバーIDに変更連絡が無かった場合は先のメンバーID「abcde6」の例で示すと、「HOOPS−URL」は短縮URL形式では以下のように変更されることとなりました。

「旧HOOPS−URL」   
http://abcde6.hoops.jp/

「新isweb−URL」     
http://abcde6.infoseek.ne.jp/

「旧HOOPS−URL」でも2003年5月上旬までは「新isweb−URL」
に転送されますのでそのまま閲覧可能ですが、その後は変更告知と
新URLへのリンク表示に切り替えられる予定となっております。)


10月に入って自己のHPを「新isweb−URL」でアクセスしてみると従来通りに閲覧表示出来ていました。この時点では『HOOPS!』当時と同じくユーザー会員ページ上部にバナー広告が挿入されるだけでした。

上記短縮URL形式の「新isweb−URL」をブラウザソフトのアドレス欄に入力して「移動」ボタンを押すとサーバーに繋がった段階で以下のような通常URL形式のものに置き換え表示されていました。

「新isweb−URL」     
http://abcde6.hp.infoseek.co.jp/

このようなURLの即座のすり替えが行われるようになったので、ブラウザソフトの「お気に入り」登録はこの通常URL形式1種類しか登録出来なくなってしまいました。
(『HOOPS!』当時は前記してある通常URL形式1種類と、短縮URL形式で「
ne.」の付いたのと付かないのとの2種類、都合3種類のお気に入り登録が出来ていましたから、「新isweb−URL」では短縮URL形式をせっかく人に教えても教えられた人は通常URL形式にすり替わったのを見て「あれっどうなっているの、長いURLやなー」と感じるでしょうし、短縮URL形式でも『HOOPS!』当時と比べて随分長くなってしまったなーという感は否めません。)


『HOOPS!』ユーザーにはこれまでの『HOOPS!』会員規約が廃止され、『infoseek isweb(アイエスウェブ)』会員規約が適用されることとなりました。

2002年10月31日メールで「isweb ID 」(ホームページアドレス表記、FTPログイン用で先の例ではメンバーID〔abcde6〕と一致)、「インフォシークメンバーID」(ツールなどへのログイン用で『HOOPS!』ユーザーには新交付となる)、パスワード、FTPサーバー名、CGI/SSI、BBS、カウンター等について詳細な注意点が書き送られてきました。


『統合後は、両サービスの中で優位性のあるものをお互いに補い合うことで、両サービスのユーザにとって、これまで以上に充実したサービスを提供することが可能になります。』とされていますが、ベースとなるのは『infoseek isweb(アイエスウェブ)』の方のシステムなので『HOOPS!』ユーザーには今まで使っていたFTPサーバー名、CGI/SSI、BBS、カウンター等について変更を余儀なくされています。


11月から会員ユーザーページにはiswebと同じ、ページ上下にバナー広告が入り、その他にポップアップウィンドウ広告が付くので都合3箇所になりました。
(『HOOPS!』当時はページ上部に1箇所だけでしたから、何だか広告だらけになった感は否めず、そのせいか読み込みに更に時間が掛かるようになった気がします。『HOOPS!』が『楽天』傘下に入ってそれまでよりブラウザソフトでのページ読み込みに時間が掛かるようになり、『infoseek isweb(アイエスウェブ)』への統合で更に読み込みに時間が掛かるようになったのは、バナー広告がより時間を食うような作りになっているからと思われます。)


「新isweb−URL」サイトとなって、現在「ポップアップウィンドウ広告」が重ね表示されてしまうようになっていますが、
「ポップアップウィンドウ広告」をクローズボタン(ポップアップウィンドウのタイトルバー右端の「×」ボタン)で消してしまっても、マウス操作のリンククリックで当該サイト内のトップペ−ジ階層下の各ページに飛ぶ毎に上記「ポップアップウィンドウ広告」が再び重ね表示されるようになっています。

そこで「ポップアップウィンドウ広告」に煩(わずら)わされないで快適にネットサーフィンするには、次の3つの内のいずれかを採用すると良いようです。

(1) 「ポップアップウィンドウ広告」のウィンドウは一切触らず
そのままにして、ブラウザソフトウィンドウ上で「ポップアップウィンドウ広告」ウィンドウ以外の部分を一度マウスの左クリックして、「ポップアップウィンドウ広告」ウィンドウをブラウザソフトウィンドウの下(裏)側表示にしてからネットサーフィンします。

(2) 「ポップアップウィンドウ広告」を最小化ボタン
(ポップアップウィンドウのタイトルバー右端から3つ目の「−」ボタン)の左クリックで画面上の表示を退避しておいてからネットサーフィンします。

(3)
普段表示させている解像度(例えば「800×600」)より一回り大きい解像度(例えば「1024×768」)で表示させておき、ブラウザソフトのウィンドウは「最大サイズ」にしないで上記「ポップアップウィンドウ広告」と表示が重ならないようにブラウザソフトのウィンドウの「表示の大きさ」と「画面上の配置」を一度整えてからネットサーフィンします。


又、電話代の節約には最初に見たいページを次々と表示させていき、その後プロバイダへの接続を切ってオフラインにしてからブラウザソフトの「戻る」ボタンクリックでじっくり読まれることをお奨めしますが、その際、「オフラインでは使用できないWebページ」なるポップアップウィンドウ等が開きますが「オフライン継続」ボタンや「接続しない」等をマウスの左クリックで選択すればそのまま接続しなくてもキャッシュから読み出されてちゃんと表示されます。
(ブラウザソフトの「読み込み割合メーター」〔下部の青いバーが読み込みが進むにつれて長く伸びていき進行度合いを示す〕が伸び切って消えてないと、そのページの関連ファイルが全て読み込み完了となっていません。関連ファイルが全て読み込み完了となっていない内に次のページ表示に移ってしまうと、オフライン状態での「戻る」ボタン操作などでの表示が出来なくなる場合が有ります。
又、キャッシュ容量が少ないとたくさんのページを閲覧した時にあふれた分は失われます。「Internet Explorer」〔IE〕ではデフォルト〔初期設定〕で31MBぐらいのキャッシュ容量が設定されていますが、「Netscape Navigater」〔NN〕はずっと少ない8MBだったりしますのでキャッシュ容量を増やして置くことをお奨めいたします。増やし方はIEなら「ツール」メニュー→「インターネットオプション」→「全般タブ」→「インターネット一時ファイルの設定」から使用するディスク領域を増やしてやります。NNなら「編集」メニュー→「設定」→「詳細」→「キャッシュ」からディスクキャッシュ〔1MB=1000KB〕を増やしてやります。)

オフライン状態でブラウザソフトの「履歴」ボタン操作で表示させる場合やファイルメニューから保存する場合等にも「オフラインでは使用できないWebページ」ウィンドウ等が開きますが、やはり「オフライン継続」や「接続しない」等を選択すればちゃんと表示/保存されます。


結局正直な所『楽天』傘下に入ってからは、せっかく非常に短くて覚えやすいURLだったメリットは失われ、やたらと広告が入りうっとおしいユーザー会員ページ表示になって、読み込み時間がむちゃくちゃ掛かるようになってしまった事は否定出来ず、残念ながら初期『HOOPS!』ユーザーにとって何のプラスにもなっていません。


あとがき

本体験談は、「無料Webサーバーサービス『infoseek isweb(アイエスウェブ)』体験談」へ引き継がれます。

                                 以上


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