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リサイクル法    v6.00 (2003/11/02)


リサイクル法(資源有効利用促進法)

同法の所管官庁は、環境省、経済産業省です。


《 家庭用PC(パソコン) 》

家庭で使用していたPCは、2003年(平成15年)10月1日からリサイクルが義務付けられています。

リサイクル費用は「先取り方式」とし共通マーク(「PCリサイクル」マーク)のシールが貼られ、製品価格に上乗せされて販売されますが、上乗せ前に販売したものについてはリサイクル費用が「後取り方式」で徴収され、リサイクルに出す時にデスクトップ型PCの本体やノートPC、液晶ディスプレイで3000円(税別)、ブラウン管ディスプレイで4000円(税別)のユーザー負担が必要となっています。


対象品目は、パソコン本体、ノートPC、ディスプレイ装置(ブラウン管式、液晶式)、同時にリサイクル出しする購入時に同梱されていたキーボード・ケーブル・CD−ROM等の付属品。
(プリンターやスキャナー等の周辺機器は対象外、パソコン本体と一緒にリサイクル出ししない時の購入時同梱付属品は対象外、同梱されていた取扱説明書等の紙類も対象外)

つまり購入時同梱付属品でもキーボードだけ交換して棄てるような時は従来通りゴミ出しすれば良く、本体と一緒に出すなら回収するということになっています。

「メーカー品」だがそのメーカーが倒産してしまっているとか市場から撤退してしまっている場合やパーツ(部品)を買い集めて作った「自作パソコン」等の場合は、各自治体で対応が異なるので地元の役所へ問い合わせる必要が有るそうで、只東京都内では都と協議した電子情報技術産業協会が引き取ることになったそうです。
(リサイクル回収の引き取り手がいなくて「従来通りのゴミ出し」にする場合は、ある程度分解して組み立て前のパーツの状態で出した方が良いようです。)


リサイクル出しの手順は、

(1) メーカーに回収依頼をした後、

(2) メーカーから支払い額・支払い方法の指定通知が来る。

(3) リサイクル費用を支払うと
  (「PCリサイクル」マーク付きの場合は支払い不要)

(4) メーカーから輸送伝票(「ゆうパック伝票」)が来る。

(5) 梱(こん)包して輸送伝票を付け、郵便局に持ち込むか戸口集荷を依頼する。


まだ使えるPC等は中古PCとして買い取って貰うというのも1法で、中古パソコン業者としては大きい所では「ソフマップ」(本社東京都)、「グッドウィル」(本社名古屋市)等、地方レベルでも県庁所在地なら中古を扱うお店も1軒や2軒有ることが多いのでリサイクルに出す前に調べてみると良いでしょう。

「ソフマップ」のような大きな所はホームページから買取価格の目安が検索出来る上、買い取ったPCからの個人情報流出にも万全を期していたり、「グッドウィル」では日本から撤退したメーカーの製品も「パーツ買い取り」の形で引き受けていて、「余りに古くて値が付かないようなもの以外は出来る限り買い取っていきたい」そうです。

PCメーカーのNECは、個人向け使用済みパソコンを買い取り、中古品として再生させて販売するサービスを始めていますが、買い取り対象は2001年1月以降の新規発売品に限定していて、買い取りを希望する人は専用のホームページで買い取り上限価格などを確認の上、引き取り日時を指定、NECの指定業者が回収した後、買い取りの査定結果を本人に通知し同意すれば買い取り代金が振り込まれる仕組みで、引き取りに掛かる輸送料はユーザー負担で1台1400円(税別、デスクトップ型の本体とディスプレイは別々)だそうです。



《 事業用PC(パソコン) 》

会社等の事業者が自己の業務に使用していたPCは、既にリサイクルが義務付けられています。



《 家庭用電化製品4品目 》

家庭で使用していたテレビ(TV)、エアコン、電気冷蔵庫、電機洗濯機の4品目は、既にリサイクルが義務付けられています。

リサイクル費用は現在全て「後取り方式」とされており、製品価格に上乗せされておりませんから、当該品を回収委託する時に支払うことになっています。



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