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HP発注費の節約術 v6.00 (2001/02/10) |
ホームページ(HP)制作発注費の節約術 |
テキスト・エディターからいきなりタグを埋め込みながら
ホームページ(HTML文書)を作っていった時代から、
ある程度のところまではホームページ作成ツールやHTML形式で
保存したりハイパー・リンク設定が可能なワープロ・ソフト等を
利用しながら作成して、細部の微調整にホームページ作成ツールの
HTML表示編集機能やテキスト・エディター等でタグ調整する
というやりかたで効率良く制作する時代に変わって来ましたが、
この作業効率の向上及びホームページ制作者の増加に伴って
ホームページ制作料金相場も下がって来ました。
ホームページ制作料金相場と言っても、HP(ホームページ)の
規模・複雑さだけでなくホームページ制作者の力量次第で
ホームページの質即ち仕上り具合・デザイン性の他、制作期間等も
影響されますので一概に幾らとは言えない面が有ります。
筆者の回りを見まわしても、その当時の仕上り具合やページ数が
どうだったかということは分かりませんが何年か前にパソコンに
詳しい人が取引先の為にアルバイトでトータル¥5万円でやって
あげてたという例の他、「¥3万円/ページ」で見積りますという
例も有りました。
又、3・4年前に地方のパソコンショップから、県内大手
ホームページ制作業者に頼むとトータル¥50万円から¥100万円
請求されるという話も聞きましたが、これだけ請求するからには
質的にも大企業相手に一応最上位の分類に属しているクラスのものを
提供しているものと思いますが・・・。
3年前出版のホームページ本『めざせ!!
Webデザイナー』
(IDGコミュニュケーションズ刊)には、「2年前、相場は
1ページ¥3万円だが大サービスで¥2万円という話が散見されたそうで、
昨年あたりから掲載情報量の少ない中小企業で1ページ¥1万円~、
情報量の多い大企業で1ページ¥3.5万円~。HP制作者が増えるに
連れて制作料金相場も徐々に下がり始めている。」とありました。
また同書では、検索エンジン等で「ホームページ制作料金」で
検索すると数十件ヒットするのでそれらを加重平均すれば
相場らしきものが把握できると紹介。
そして、東京都内の場合、HP制作者が会社として受注したなら
ページ当たり¥1万円~、個人として受注したならページ当たり¥8千円~、
在宅ワーカーが下請受注するならページ当たり¥5千円~、
テキスト流し込みで1ページ¥2千円といったところが実勢価格のようだ
としていました。
更に広告代理店等大手を顧客としている神戸のHP制作会社の
紹介記事では、ページ数に関わらずとりあえず初回¥50万円~としていて、
構成案が決っていたり、Webにアップしたもので顧客側がチェックしたり、
提出する原稿をデジタルデータにするとかすれば下がるとしているようです。
('00年暮れの日本経済新聞に、ソニーがHP制作を受注して
ベンチャーのクリーク・アンド・リバー社に制作委託することで
相場の半値の「¥1万~¥2万円/ページ」で上げるという記事が
有りました。)
従って、HP制作をどこの誰に頼むにしても制作者側の手間を省いてあげる
ようなHP構成材料の提供、やりとりの仕方の工夫次第で更なる値下げ交渉の
余地は有ると思います。
具体的には、以下のような事を実践して行くことでHP制作コストの低減を
はかれると思います。
(1)
HP制作のネタたる表示文言、表、写真、絵・イラスト、
アニメーション、動画、音、曲等の素材データを可能な範囲で
自主制作するなどして相手側の制作手間を省いてあげる。
HP無料素材集本やHP無料素材提供サイト、又ワープロ・ソフトや
葉書印刷ソフト等付属の著作権フリー素材等から使えそうな写真、
絵・イラスト等を活用して新規制作を出来るだけ少なくする。
(著作権フリーと言っても、商用サイト使用には許可しないとしている
場合が有りますから必ずこの点をチェックして置きます。)
(2)
HP制作のネタたる表示文言、表、写真、絵・イラスト、
アニメーション、動画、音、曲等の素材データを提供する場合は、
なるべくHP制作者側アプリケーションソフトでそのまま読み取れる
ようなデータ形式で提供する。
相手側でそのまま読み取れれば、それらをカット&ペーストしたりして
時間の節約と有効利用が出来ます。
表示文言はテキスト形式(*.txt)でファイルセーブ(保存)して
受渡しすれば、再入力の手間が省けます。同様に表計算ソフトの
表データは、データ形式を「Wクォーテーション(”)無しの
コンマ(,)区切り」で保存、写真、絵・イラストはGIF形式(*.gif)
やJPEG形式(*.jpg)で、アニメーションはGIFアニメーションで、
動画はQuickTime形式又はAVI形式で、音はRealAudio形式(ra形式)
又はMACーPCのAIFF形式又はWINーPCのWAV形式(*.wav)で、
曲はスタンダードMIDIファイル(SMF)形式で受渡しをすれば良い
と思います。
写真は圧縮率の関係でJPEG形式(*.jpg)が良いという意見もある
ようですが、一旦圧縮すると一部データを切捨てることになるので
元に戻せず、編集前のデータ受渡しには良くないと思います。
音は将来的にはオーディオCD並の音質で1分1MBのディスク容量
という今話題になっているMPEGオーディオ(現在MPEG1レイヤー3
のMP3ファイル)に移行して行くと思いますが、今のところ
インターネット普及安定度の点でRealAudio形式(ra形式)が良いと
思います。
(3)
HP制作者側とのやりとりは、電話・FAX・インターネットメール・
手紙・宅急便・面談等適宜安上がりな方法を使い分けます。
埼玉県の発注者から北海道のSOHO業者へ制作依頼された例を
知っていますが、このように地理的距離が離れていてもそれ自体が
問題になって出来が悪くなったり納期が遅れるというものでも無いと
思います。
要はHP制作担当者の質・センスの問題さえクリアされて
いれば良いのではと考えます。
顔突き合わせての話が繰り返せないのは不安だと言うのでは
仕方ありませんが・・・。
(4)
守秘性が必要なデジタルデータや大量のデジタルデータはFDや
MOディスクで受渡しするが、そうでなければインターネットメール
で受渡しすれば良い。
(5)
どんな内容をどんな構成で何ページに渡って表示させたいか、要望を
まとめる意味でワープロ・ソフトか手書きででも書いてみて、
HP制作コストの低減交渉にも利用する。
ワープロソフトの中にはWeb形式のHTML文書(*.html)で
保存できるものがあるので、そうした場合はそうすることで
HP制作者の入力手間を省いてあげられます。
(6)
イベント案内や価格等の変更が頻繁になりそうなら、小変更は自分で
やることにして思いきって初心者用ホームページ作成ツールをこの際
揃えてしまう。
そうすれば、構成案等もWeb形式のHTML文書(*.html)原稿が
提供でき、完全版下に近い形で印刷原稿を渡すようなもので後は
ちょっとの修正変更で製版、印刷へと進めて印刷費を節約するような
やり方が取れます。
WIN98ユーザーならWIN98付属のFrontPage Expressが使えますが、
ちょっと前には初心者用ホームページ作成ツールとして、
マイクロソフトFrontPage98(WIN95/98版)、IBMホームページ
ビルダー(WIN95/98/NT版、\14,800)、クラリス・ホームページPro
(クラリス・ホームページの後継、WIN95版/MAC版)、アドビPage
Mill
(WIN95版、\12,800)等が市販されていますし、
他にフリーウェア(無料)やシェアウェア(有料)としても幾つか
出ているようですから、これらの最新版を1つ用意するのも手です。
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