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年賀状制作    v6.00 (2006/01/09)


年賀状・暑中見舞い状制作/宛名印刷

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本 文

筆者にとって「年賀状・暑中見舞い状制作」と言うと、パソコン(PC)なんて存在していなかった小・中学生の頃の「木版画・ゴム版画による年賀状制作」に始まり、「各郵便局で用意されている年賀状用ゴム・スタンプに言葉を添える形のお手軽制作」に移り、大学在学・会社就職当時の「市販多色刷り型ゴム・スタンプに言葉を添える形のお手軽制作」、その後世間では某社の「プリントごっこ」の大ヒットでそれを使った年賀状を受け取るケースが増えて来た中、印刷会社でのオフセット印刷機の普及でイラスト画併用の個性的な年賀状印刷がより安価に少量でも発注できる体制が整ったことにより「自主制作完全版下持込での印刷会社への年賀状印刷委託」、PC普及に伴ってPCソフトとインク・ジェット・プリンターによる年賀状を受け取るケースが増えて来た中、「印刷委託して出来上って来た年賀状の宛名書きのみPCソフトから印刷させる」へと移り、出さなかった相手から送られて来たとか等に対する「イレギュラーに追加制作する分の年賀状・暑中見舞い状制作をPCソフトで行う」とか「違う文面の物を少量制作したい時にPCソフトで行う」という風に変遷して来ています。

PCソフトとインク・ジェット・プリンターによる年賀状制作は用紙セットから印刷に至るまで片面1枚当たりの印刷時間が1・2分以上掛かり印刷枚数が多いと半日仕事・1日仕事となってしまいますが、印刷品質が少し落ちても構わなければコピー原稿となる完全版下相当の物を1枚制作した後コンビニや書店に置かれているコイン・コピー機(モノクロでは1枚当たり10円)で葉書裏面にコピーする事で時間と印刷発注費を節約する事が出来ます。


《 年賀状・暑中見舞い状制作/宛名印刷 目次 》

【 PCソフトとプリンターの選択('05/01/01) 】

【 完全版下持込による印刷委託('06/01/09) 】

【 完全版下制作実践例(予告) 】

【 完全版下からのコピー原稿をスキャナ取り込み印刷(予告) 】

【 完全版下からのコピー原稿でコピー機印刷('06/01/09) 】

【 宛名印刷実践例('06/01/09) 】

【 住所録データのソフト間移行処理(予告) 】

【 年賀状・暑中見舞い状制作実践例(予告) 】


PCソフトとプリンターの選択('05/01/01)

《 PC草創期のBASIC/CPM/MS−DOSの時代 》

この時代に出荷し始めた「ワープロ・ソフト」にはサンプル文例としてビジネス文書サンプルや年賀状・暑中見舞い状サンプル等が先ず付属されましたから、この当時の「ワープロ・ソフト」を使っても年賀状・暑中見舞い状制作をする事が出来ます。

当初のプリンターはアルファベット文字しか印字出来なかったシリアル・ドット・インパクト・プリンターしか有りませんでしたから、ワープロ・ソフト側で漢字パターンを生成してプリンター側へ転送するという方式でした。

今と違いワープロ・ソフト側にプリンター・ドライバが内包されていましたので、ワープロ・ソフト側に対応プリンターとしてリスト・アップされているプリンターしか使用出来ません。

この頃は法律事務所で使われていた日本語タイプライターや特許を扱う弁理士事務所に普及し始めたデスクトップ・ワープロでは見易い文字サイズ「12ポイントの明朝体」印字が多く使われていたのに対し、PCワープロ・ソフトでは2回り小さい「10.5ポイントの明朝体」印字でした。

活字の大きさを自由に変更出来る機能は有りませんでしたが、漢字印字では基本となる10.5ポイント漢字を全角文字として、表題部分用に縦・横2倍に拡大した4倍角印字、縦2倍に拡大した縦倍角印字、横2倍に拡大した横倍角印字の機能が追加されたワープロ・ソフトも有りました。

『ユーカリ』(BASIC版)、『JET』(BASIC版)等のワープロ・ソフトが有りましたが、PCのCPUは8ビットの時代でフロッピー・ディスクでの運用だったので漢字変換に数十秒以上掛かることも珍しく無く、先般のPCリサイクル法の施行に伴って手放した諸兄も多いと思いますので現実的にはもう使う人はいないでしょう。

プリンターはPCメーカー・ブランドのシリアル・ドット・インパクト・プリンターの他にプリンターOEMメーカーのエプソン・ブランド品も出荷されていました。

シャープ等の一部メーカーからは既に「X−Yプロッター」で使われていたインク・ジェット・プリント・ヘッドを採用したカラー・インク・ジェット・プリンターも市販され始めましたが、主流は安価なシリアル・ドット・インパクト・プリンターでした。

やがてプリンターには漢字ROMが搭載されて「漢字プリンター」として普及し始め、ワープロ・ソフト側もプリンターへは印字ドット・パターンから漢字コードを送出するように変わって行きました。


ワープロ・ソフトとは別にDM(ダイレクト・メール)用に宛名シールを作成する専用ソフト等も出荷され始めていましたので、それらを使って宛名印刷に利用する事も出来ます。


やがて時代はPCのCPUも16ビットになり、CPMを通り越してMS−DOSの時代に入りましたがフロッピー・ディスクでの運用は相変わらずだったので、漢字変換に数十秒以上掛かることが多少速くなった程度でした。

HDD(ハード・ディスク・ドライブ)の普及・PC標準搭載化と共に「ワープロ・ソフト」や「宛名シール作成ソフト」等のアプリケーション・ソフトをHDDにインストールしてのHDD運用へと移行したことによって、漢字変換が高速化し数秒以内で済むようになりましたが、まだこのままではストレスを感じない程軽快に使えると言える程では有りませんでした。

パワー・ユーザー(関連知識を知り尽くした達人ユーザー)の間では増設RAMボードや上位メモリーの一部切り離しによるメモリー・バンク方式によるRAMディスク又は32ビットCPU機での有り余る上位メモリーの一部をデバイス・ドライバでRAMディスク化して、辞書ファイル等をRAMディスク上に置いて行うRAMディスク運用で、専用ワープロ機と同等かそれ以上の漢字変換高速性を実現して軽快に使っている人もいました。

明朝体以外にもゴシック体、楷書体、行書体等のフォント・ディスクを併用して複数の書体に対応する機能を持たせたり、サード・パーティからもDTP(デスク・トップ・パブリッシング)用に各種の書体が用意されていました。

この頃のワープロ・ソフトには住所録データベース機能を装備していませんので、宛名書き印刷にはシール用紙用宛名文書といったようなものを用意して宛名シールを制作した方が効率化出来ます。

郵便番号は5桁の時代でしたので、現在の7桁年賀葉書の宛名書き印刷には正規の郵便番号欄を空白にして使う必要が有りますが、宛名住所欄が3行以上に対応しているソフトの場合は最初の1行を7桁郵便番号記入欄として転用する使い方がお奨めです。

この頃の物では『ユーカラ』(MS−DOS版)、『一太郎』(MS−DOS版)、『松』(MS−DOS版)、『P1EXE』(MS−DOS版)、『テラ』(MS−DOS版)、『Word Perfect』(MS−DOS版)等のワープロ・ソフトが有りました。

他に住所録データ・ベース機能に毛筆書体を売り(文句)にした封書や葉書の表面宛名書き機能、更に葉書裏面や封書本文作成簡易ワープロ機能を持たせ葉書・封書専用に特化した『MOUHITU』(MS−DOS版)や『遊名人』(MS−DOS版)等の「毛筆宛名ソフト」と言う物も出荷され始めました。

ドット・インパクト・プリンターの騒音を嫌う人はこの頃出荷され始めた音が静かでより安価なサーマル・プリンターを好んで使う人が出て来ましたが、サーマル・プリンターは高価で無駄が多い熱転写インク・リボンを使うか専用の感熱紙を使う必要が有ります。

ランニング・コストを下げる為に熱転写インク・リボンを使わない時は、市販封筒や官製葉書には直接印字出来ませんのでサーマル・プリンター用感熱シール用紙に宛名書き印字させてそのシールを封書や葉書に貼り付ける事になります。


《 Windowsの時代 》

プリンター・ドライバがアプリケーション・ソフトからOS(オペレーティング・システム)側に移された事により使いたいプリンター用のプリンター・ドライバがインストールされていれば、どのWindowsアプリケーション・ソフトからでもプリンターが使用出来るようになりました。

Windows3.1時代には『一太郎』(Win3.1版)、『Word Perfect』(Win3.1版)、『MS−WORD』(Win3.1版)等のワープロ・ソフトが有りました。

毛筆宛名ソフトには『遊名人』(Win3.1版)、『筆自慢』(Win3.1版)等が有りました。


一般ユーザーにとってはWindows95の時代になってようやくPCがより使い易くなった事とWin95と共にワープロ・ソフト(後には毛筆宛名ソフトも)がPCにプリ・インストールされて販売されるようになった事に加えてカラー・インク・ジェット・プリンターが安価に出回るようになった事もあって、この頃からPCソフトで作ったカラフルな年賀状がよく見受けられるようになりました。

この頃のワープロ・ソフトの宛名書き印刷機能は住所録データベース機能を搭載して強化される傾向が有り、毛筆宛名ソフトに負けない機能強化が行われたものも有りました。

Win95 CD−ROMにはMS−DOS時代に使われていたドット・インパクト・プリンターの代表的な機種(NEC PC−PR201シリーズやEPSON ESC/Pシリーズ)用プリンター・ドライバ、サーマル・プリンターの代表的な機種(NEC PC−PR201Tシリーズ)用プリンター・ドライバ等が予め準備された他、Win95の発売と相前後して出荷された各種プリンター用プリンター・ドライバも各プリンター・メーカーに呼び掛けて予め準備されました。
(以後、Win98 CD−ROM等改訂版が出荷される度に対応プリンター・ドライバが追加されています。)

この頃にはカラー・インク・ジェット・プリンターの普及期に入ると共にモノクロ・レーザー(ページ)・プリンターもビジネス分野で普及し始めていましたが、PC側のOSがCUI(キャラクター・ユーザー・インターフェイス)ベースからGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)ベースに変更された事により、プリンターへは漢字コードの送出からPC草創期と同様のドット・パターンの送出へと逆戻りする事となりました。

これによってWindowsで使う限りプリンターには漢字ROMを搭載した所謂(いわゆる)「漢字プリンター」である必要は無くなりましたが、従来との互換性で漢字ROMを搭載し続けているプリンター機種も有ります。

PC草創期のCUIベースの頃は一部のアプリケーション・ソフトを除いて漢字のプリンター印字文字の大きさは全角で10.5ポイント、縦横2倍に拡大した4倍角、縦2倍に拡大した縦倍角、横2倍に拡大した横倍角しかサポートされていませんでしたが、WindowsのGUIベースになってWinアプリでの文章入力は自由にポイント数指定が出来るようになり印字文字の大きさは例えば或るアプリでは8ポイントから72ポイントまで17段階の設定が可能となりました。

Win3.1の頃からPCメーカーが他社との差別化競争でOSやアプリケーション・ソフトをプリ・インストールして販売するようになりましたが、Win95機でプリ・インストールされたWin95ワープロ・ソフトとしては『一太郎』(Win95版)、『MS−WORD』(Win95版)が、毛筆宛名ソフトとしては『筆ぐるめ』(Win95版)、『筆まめ』(Win95版)等が有りました。


インク・ジェット・プリンターに向く印刷用紙は、「或る程度紙表面が適度にツルツルしていてインクの吸い込み(染みこみ)が良い物」が好ましい傾向が有ります。

郵便局の「官製年賀葉書」は、通常の再生紙による「再生はがき」の物とインク・ジェット・プリンターの普及によって要望が出て来た「インク・ジェット紙」とが有りますが、「インク・ジェット紙」の方が紙表面が適度にツルツルしていて文字の鮮明さ(ニジミやボテッとした感じがしない)やイラスト画・写真の仕上がりが綺麗に出ます。
(ちなみに町の印刷屋さんに通常の年賀状印刷をお願いする時は、「インク・ジェット紙」葉書の持ち込みでお願いしても問題は有りませんが、使用インクの質からか通常の「再生はがき」の方が仕上がり感はやや良いようです。
 印刷屋さんでは印刷作業上持ち込んだ葉書と違う葉書で印刷する事が多く、抽選番号が変わりますとしていますが、これが故か仕上がり感の違いからか「インクジェット葉書はお受けできません」としている所も有ります。)


従来から写真屋さんに写真をプリントした年賀状を制作依頼している人はいましたが、デジタル・カメラの普及に伴ってPCソフトとカラー・インク・ジェット・プリンターを使って写真入り年賀状を家庭でも手軽に作れるようになりました。

特に写真の輝度や色補正を加工出来る「レタッチ・ソフト」を使用しながら試し印刷する時は、専用の「インク・ジェット紙」を使用した方が発色・仕上がりの感じが明確につかめます。

写真の仕上がり感から紙の序列を付けると以下のようになります。

写真用インク・ジェット紙 > 専用「インク・ジェット紙」 > 「インク・ジェット紙」葉書 > 転居届用「官製葉書」(郵便局で無料配布) > 通常の「再生紙はがき」 > 適度にツルツルしている質の良いチラシの裏 > コピー用紙 > ザラついた質の悪いチラシの裏

現実的には写真は、この序列で「インク・ジェット紙」葉書以上の紙質の紙を使用し、カラー・カートリッジも5色以上のインク・ジェット・プリンターでないと鮮明に印刷出来ないようです。


紙の印刷位置を微調整するのはワープロ・ソフトや毛筆宛名ソフトの側で調節しますが、使用するプリンター・ドライバのプロパティから用紙タブで印刷用紙と印刷方向を設定して置かないと印刷位置がバラついて定まらなかったり印字範囲が狭(せば)まったりする場合が有ります。
(「マイ コンピュータ」→「プリンタ」で使用するプリンター・ドライバの右クリックで「プロパティ」を選択し、用紙タブから設定します。)


例えばワープロ・ソフト「一太郎8」で年賀状印刷させた時に「イラスト画の重ね表示にも背景色が画面では透過されて不要な枠線等が表示されてしまう事が無かったのに、印刷させると枠線等がそのまま表示されたツギハギ状態の汚(きたな)い感じになってしまい、画面と同じ状態に印刷されない」というトラブルになってしまいましたが、「プリンター・ドライバのプロパティの設定状態によっては画面と同じ状態に印刷されない事が有る」そうなので、プリンター・ドライバのプロパティ設定をデフォルトの「ディザリング(誤差拡散法)」から「MJ−500Cプリンターにはディザリング(粗く)」又は「BJC−455Jプリンターにはディザリング(細かく)」に変えて解決出来ました。

このように印刷状態に問題が出た場合は、プリンター・ドライバのプロパティの設定を変えてみたり、代用可能な他のプリンター・ドライバでも試してみたり、他社プリンターが有ればそちらでも試してみたり、最新のプリンター・ドライバが入手出来るかどうかプリンター・メーカーのHPをチェックしたり、アプリ・ソフト・メーカーのHPをチェックしたりする必要が有りそうです。


一方官製葉書のような厚目の紙は元々簡単には曲がらず曲げに対する復元力も強いので、単純にそのまま印刷用紙セット用ポケットにセットしてもすんなり吸い込まれて行かず、吸い込みローラーが滑って空回りしてしまい紙が吸い込まれて行かないという「給紙エラー・トラブル」になり易い傾向が有ります。

この手の「給紙エラー・トラブル」を避けるには葉書を予め手で曲がりくねった給排紙通路の形状を考慮して紙を弓なりに折り曲げ加工(たわみを持たせて置く)してから印刷用紙セット用ポケットにセットするようにしますが、連続印刷したい時でも「枚数指定の自動連続印刷」にしないで紙の曲げ加工をしながら1枚1枚手差しで印刷するようにします。

又、上記曲げ加工で葉書の表面縦置きセット時には印字開始位置のバラツキも少なく郵便番号欄への印字も枠からはみ出さずうまく行っていたのに、裏面横置きセット時には「印字開始位置のバラツキ・トラブル」や「2重印字で鮮明さの無いトラブル」等になり易い傾向が有ります。

この手の「印字開始位置のバラツキ・トラブル」は紙の吸い込み時や吸い込んだ後の頭出し戻し等の動作時に紙が何かに引っ掛かったりして紙送りローラー部に滑りが発生して位置制御量に狂いが発生しているのにプリンターの制御回路がそれを認識補正出来てないところから生ずるものと思われますが、これを避けるには出来るだけ滑りが発生しないようしっかり曲げ加工して置く事と引っ掛かりそうな場所には引っ掛からないような工夫をしてやります。

例えば「EPSON MJ−500C」プリンターでは印刷用紙セット用ポケットに用紙噛み込み用ザラザラ面が2箇所備えられており、葉書を横置きセットした場合このザラザラ面個所で葉書最終端が頭出し戻し動作の時に引っ掛かるので、印刷用の曲げ加工した葉書1枚の下側に曲げ加工していない真っ直ぐな葉書を1枚置いて1枚1枚手差し印刷する事で引っ掛かりを防いでやります。

又、「2重印字で鮮明さの無いトラブル」になった時は紙送りローラー部で微妙な滑りが発生していて1回目の印字と2回目の印字が微妙にずれて2重印字になってしまっているものと思われますが、これを避けるには出来るだけ滑りが発生しないようしっかり曲げ加工して置く事と使うプリンター・ドライバによって印字動作が多少違うので使えるプリンター・ドライバが複数有る場合はプリンター・ドライバを変えてみるようにします。

例えば「EPSON MJ−500C」プリンターでは葉書裏面横置き印刷で純正「MJ−500C」プリンター・ドライバ使用では裏面全面が2重印字になり汚らしい印刷仕上がりとなりがちですが、代用「MJ−700V2C(MS)」プリンター・ドライバでは2重印字は裏面上半分だけに収まり2重印字部分の印刷仕上がりもかなり改善されます。


又、葉書裏面横置き印刷方向に対して上下に余白が少ないと印字開始位置にバラツキが発生した時に上下がちょん切れて印刷されてしまい、特に下がちょん切れた場合は次の紙にそのちょん切れた残りの部分が印字されてしまうので「紙が無駄になるトラブル」になります。

この手の「紙が無駄になるトラブル」を避けるにはレイアウトを自由に決められるソフトを使い、上下に出来るだけ多くの余白を作る為にイラストや文面文字行を中央に出来るだけ寄せたレイアウトを採用するようにしてやります。


インク・ジェット・プリンターはプリント・ヘッドからインクを吹き付けて印字しますが、本来有るべき印字位置に紙が存在していないと吹き付けられたインクが紙に吸収されずプリンターの内部で雨降り時の水溜りのように溜まる事になり、その「インク溜まり」が原因で「次の紙を汚すトラブル」になる事が有ります。

この手の「次の紙を汚すトラブル」を避けるには、例えば葉書を横置きセットしなければならないのに縦置きセットしたまま印字開始したような場合は当然印字が右半分欠けて出て来ますから用紙セット方向を間違えた事に気付きますが、縦置き紙からはみ出した部分で上記「インク溜まり」がプリンター内部に出来ていますからこのまま次の紙を正しくセットして印字させると次の紙が汚れてしまうので、インク・カートリッジ交換時のようにプリンター全面パネルを開けてティッシュ・ペーパー等でこの「インク溜まり」をふき取ってやります。


                                     
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完全版下持込による印刷委託('06/01/09)

PCソフトとインク・ジェット・プリンターによる年賀状制作は用紙セットから印刷に至るまで片面1枚当たりの印刷時間が1・2分以上掛かり印刷枚数が多いと両面印刷でたちまち半日仕事・1日仕事又はそれ以上となってしまいますし、社用(会社名)で出すのでも在り来たりの文面ではなくもっと個性的にしたいとの主旨から、筆者は同じ文面が50枚以上まとまる時は自分で「完全版下」を制作し印刷屋さんに持ち込んで印刷委託するようにしています。


筆者が印刷屋さんに年賀状印刷を依頼するようになったのは、社会人になって年賀状を出す枚数が増えた事と
、当時某社の「プリントごっこ」の大ヒットでそれを使った個性的な年賀状を受け取るケースが増えて来た中、印刷屋さんでのオフセット印刷機の普及でイラスト画併用の個性的な年賀状印刷がより安価(2・3000円)に少量でも発注できる体制が整ったことからでした。

この頃は版下を自分で作るということまではしておらず、現在同様印刷屋さん毎に個性的なイラストを使った年賀状原稿が用意されており、年賀状印刷勧誘チラシを見比べてたまたま気に入ったイラストを見付けたらそのイラスト優先でその印刷屋さんに発注すると言う事をしていました。

初めての印刷発注の時に、用意されたイラスト(例えば干支の絵)に見出し(例えば謹賀新年)、本文(例えば本年もよろしくお願いします)や差出人住所氏名等を筆やペンで自筆した物をそのまま版下にして印刷できるということでしたので、汚い字でも活字印刷よりも暖かみがあるだろうと考え、自筆した物で発注したものでした。





――― 続く(増補改訂に乞うご期待) ―――


ちなみに町の印刷屋さんに通常の年賀状印刷をお願いする時は、「インクジェット紙」はがきの持ち込みでお願いしても問題は有りませんが、使用インクの質からか通常の「再生紙はがき」の方が仕上がり感はやや良いようです。

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完全版下制作実践例('05/01/01)



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完全版下からのコピー原稿をスキャナ取り込み印刷('05/01/01)



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完全版下からのコピー原稿でコピー機印刷('06/01/09)

年賀状の完全版下は、元々1/1の大きさで写植屋さんに文字大きさや書体等を指定した写植で文字列を作って貰い、それを版下台紙に決めたレイアウトに沿って貼り込んでいって作ったりするものですから、そうやって貼り込み終わった完全版下をそのままコピー機でコピーすると台紙と其の上に貼った写植文字紙の段差が陰となってコピーされてしまう事がよくあります。

新しい高性能デジタルコピー機程、印刷濃さの自動選択状態でもこの陰が出ないよううまくコピーしてくれるようですが、「自動濃さ設定」では陰が出てしまう場合は印刷濃さを手動設定するように切り替えて濃さを中央位置から薄い方にずらしながら陰が出ずに、かといって薄すぎない程度の濃さで最もコピー仕上がりが良いと思われる物が得られるまで濃さを変えてコピーし直して見ます。

貼り込みの陰が1つも出ないように濃さを薄くすると全体が薄くなり過ぎてしまう場合は、全体の濃さが我慢出来る程度の濃さでコピー用紙にコピーしたものを「コピー原稿」とします。
  (通常、年賀状完全版下の台紙は年賀状より2回りも3回りも大きい厚紙用紙で左右上下の位置決めラインの他発注者名や連絡先欄が印刷されていたり、レイアウト決めの為の升目が薄く印刷されていたりしていますから、貼り込みをしたままの完全版下から直接はがきへコピーするには、陰を解決する為の濃さの調整やコピー原稿としての完全版下を置く位置決めがややこしく、何度も試しコピーしておく必要が生じます。
  コピー用紙に一旦コピーしたものを「コピー原稿」とする時は、コピー用紙からはがきサイズに切り抜いてそのままはがきコピー用原稿合わせ位置に置くだけで済みます。)

最終的に「コピー原稿」にどうしても残ってしまった陰は白色の修正ペンで隠します。
  (プロの版下屋さんは、画材屋さんやイラストレーター向け文具店等で売られている「ホワイト」塗料を買い求めて極細筆で塗って修正しています。)


町のコンビニの「10円コピー機」では「厚紙は紙詰まりトラブルの原因となるので」という理由で葉書へのコピーを禁止している所もありますが、禁止していない所でも「インクジェット紙はがき使用不可」というシールがコピー機の葉書挿入口に貼られている事があります。

店員の話では、「再生紙はがき」なら問題無いが「再生紙はがき」の場合でも厚紙用紙は紙詰まりしたりコピー仕損じが発生したりする可能性があるのでそれを納得してやって下さいと言いつつ、10円コピー機のリース会社が「インクジェット紙」葉書は糊が塗られていてそれがコピー時の熱で解けてくっついて紙詰まりするので使用不可だと言っているとの事でしたが、フィルムコーティングしてある紙やOHPシートフィルム等2・3のフィルム系も使用禁止というシールが貼られていましたので、ツルツルし過ぎていると紙送りローラーが滑って正常に紙送り出来ず結果として紙詰まりトラブルになるのでは?

「インクジェット紙はがき使用不可」というシールがコピー機の葉書挿入口等に貼られていないやつで、「再生紙はがき」は正常にコピー出来ている事を確認し、試しに「インクジェット紙」はがきを挿入してコピーしてみると、葉書一枚の半分までは普通にコピー出来ていましたが後半部分はコピー内容が紙送り方向に圧縮されゆがんだ何が何やら読み取れないようなコピー状態で、言い換えると「墨書き文字が水で滲〔にじ〕んだように」なってしまい、どうやら紙がツルツルし過ぎていて紙送りローラー〔転写ローラー?〕が滑って転写・焼付け時に正常に紙送り出来無かった為のようですが、幸い紙詰まりにはなりませんでした。


筆者はそれまでコピー機で「インクジェット紙」はがきが使えない等と言う事を知りませんでしたので、10枚位文面を変えた年賀状を出す予定があったのと80枚近くは自分で作った完全版下を毎年お願いしている印刷屋さんに持ち込んで印刷委託するつもりであり、かって印刷屋さんに「インクジェット紙」はがきを持ち込んでも問題は無かったので「インクジェット紙」はがきで統一して買ってしまっていましたから、ハタと困ってしまいました。

結果的に、「再生紙はがき」を入手し直す羽目になりましたが、ミスコピーしてしまった分は書き損じでしょうがないですが、未使用のままの分なら葉書を買った郵便局で「再生紙はがき」に無料交換して貰えます。
  (従来は、こういう未使用葉書の交換でも書き損じ扱いで1枚当たり5円の交換手数料を取っていましたので、書き損じなら兎も角未使用の葉書の交換に5円の手数料を取るなんてとんでもないと思っていましたが、郵政民営化論議の中反撥を避ける為に改訂したのか無料でした。)


10円コピー機を置いている本屋の店員が、「はがきセット個所にはがきを1枚づつ手差し挿入しなくても、10枚位ならまとめて置いても大丈夫。但しカウントしてないと駄目だけど。」と言っていたので、7・8枚づつ置きながらコピーを開始。
  (「インクジェット紙」はがきと違って「再生紙はがき」では、取敢えずはトラブルなくコピーし始めているようでした。
   7・8枚づつまとめてセットしても、紙詰まり等何らかのトラブルが発生しないとも限らないので、コピー枚数設定は1枚のままで1枚コピー終了の度にちゃんとコピーされたか、コピー排出口を覗いて確かめた上で次のはがきのコピー開始ボタンを押すということを繰り返しました。
   時折はがき吸い込み口側も見ていましたが、数十枚コピーし終えた段階でたまたま2枚同時に吸い込んで行くのを見掛け、「あれっ、まずいな」と思った途端、コピー機が紙詰まりエラーでストップしてしまいました。
   店員さんを呼んでサイドパネルを開いて紙詰まりエラーを解除して貰ったところ、はがきが5・6枚まとまって加熱定着ローラー手前の所に詰まっていましたが、どうやら既に4・5回複数枚同時に吸い込んでいたようで、2・3枚コピー機の腹に溜め込んでも紙詰まりエラーにならなかった為に気が付かなかっただけのようでした。)

結局、紙詰まりした分はコピー機の熱で少し丸く反ってしまったので、すぐには再コピーに使えないと判断、余分にはがき枚数は用意してあったのでそれを使用する事にして、ニ度と複数枚の吸い込みを起こさないよう、1枚1枚手差しセットしながらコピー開始ボタンを押すという操作方法に変えました。
  (既にコピー機の腹の中に4・5枚溜め込んでいた訳ですが、このまま紙詰まりエラーストップしなかったら持って行った枚数やコピーし終えた枚数、未使用残り枚数等を確認しないまま帰って来てたら、後で「あれっ、未使用残り枚数が合わない、何処行っちゃったんだー?」と悩む羽目に陥るところでした。)


筆者のモノクロ印刷用完全版下には、パソコン画面を白黒ネガ写真撮影して白黒紙焼きして貰ったものから白黒網掛け印刷出来るよう網掛け写真を作って貰い、それが貼り付けられており、イラスト画と白黒網掛け写真付き年賀状原稿のコピーという状態でしたが、古いコピー機は原稿に写真や黒いベタの部分が多いイラストがあるとトナーの広がりが悪くて濃淡が発生していい仕上がりにならないことを知っていましたので、複数台コピー機が置いてある場合は全てのコピー機でコピー用紙に試しコピーしてみて、最も仕上がりのいいコピー機ではがきコピーするようにしました。
  (一般的にはカラーコピーも出来る最新のデジタルカラーコピー機でモノクロ選択コピーするのが最もいい仕上がりになるようです。)


コインコピー機でも店員さんに申し出れば手書きの「コピー代の領収書」を発行してくれますので、領収書をお願いするついでにコピー機の所に張り紙してあった「コピー機の故障以外の仕損じはコピー代を戴きます。」とあったので、「さっきの紙詰まりミスコピーはお金を返してくれるんですか?」と聞いたら、紙詰まりミスコピー分10円を返してくれました。
  (紙詰まりミスコピーとなったはがきは、焼き付け定着ローラー手前で紙詰まりしていましたので、黒く印刷される部分にトナーが振り掛けられただけの状態で、手で触れると手指にそのトナーがくっ付いて黒く汚れ、はがきの方も手指でなぞった部分のトナーが剥がれ汚く汚れた状態になってしまっていましたが、ティッシュペーパー等でトナーを拭き取ると、はがきの裏面全体に薄黒く汚れた状態になってしまい、書き損じで交換するか、気の張らない相手例えば懸賞応募はがきとして使うしかなくなってしまいました。)

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宛名印刷実践例('06/01/09)

コピー用紙のような比較的薄い方に属する紙に印字する場合は正常に紙の吸い込み、頭出し位置決め、印字鮮明さ等で何の問題も生じなかったのに、官製葉書のような比較的厚目の紙に変えて印字すると途端に印字トラブルに見舞われる事がよく有ります。

インク・ジェット・プリンターは斜め60度位の複数枚セット可能な印刷用紙セット用ポケットから可動ローラーで一番上の印刷用紙1枚を吸い込み、その紙の先頭部分を水平な状態にして用紙の頭出し位置決めを行い、用紙の水平状態部分でプリント・ヘッドからインクを吹き付けて印字するという動作を行いますが、比較的薄い紙は元々簡単に曲げ易いのでこのような曲がりくねった給排紙通路であってもすんなり柔軟に曲がってくれて印字トラブルに見舞われる事が少なく、稀(まれ)に吸い込み時に紙先端部が引っ掛かって折れ曲がったまま吸い込まれて紙詰まりや折れ曲がった上から印字してしまうというトラブルが有るか無いかという程度です。

一方官製葉書のような厚目の紙は元々簡単には曲がらず曲げに対する復元力も強いので、単純にそのまま印刷用紙セット用ポケットにセットしてもすんなり吸い込まれて行かず、吸い込みローラーが滑って空回りしてしまい紙が吸い込まれて行かないという「給紙エラー・トラブル」になり易い傾向が有ります。

この手の「給紙エラー・トラブル」を避けるには葉書を予め手で曲がりくねった給排紙通路の形状を考慮して紙を弓なりに折り曲げ加工(たわみを持たせて置く)してから印刷用紙セット用ポケットにセットするようにしますが、連続印刷したい時でも「枚数指定の自動連続印刷」にしないで紙の曲げ加工をしながら1枚1枚手差しで印刷するようにします。

又、上記曲げ加工で葉書の表面縦置きセット時には印字開始位置のバラツキも少なく郵便番号欄への印字も枠からはみ出さずうまく行っていたのに、裏面横置きセット時には「印字開始位置のバラツキ・トラブル」や「2重印字で鮮明さの無いトラブル」等になり易い傾向が有ります。

この手の「印字開始位置のバラツキ・トラブル」は紙の吸い込み時や吸い込んだ後の頭出し戻し等の動作時に紙が何かに引っ掛かったりして紙送りローラー部に滑りが発生して位置制御量に狂いが発生しているのにプリンターの制御回路がそれを認識補正出来てないところから生ずるものと思われますが、これを避けるには出来るだけ滑りが発生しないようしっかり曲げ加工して置く事と引っ掛かりそうな場所には引っ掛からないような工夫をしてやります。

例えば「EPSON MJ−500C」プリンターでは印刷用紙セット用ポケットに用紙噛み込み用ザラザラ面が2箇所備えられており、葉書を横置きセットした場合このザラザラ面個所で葉書最終端が頭出し戻し動作の時に引っ掛かるので、印刷用の曲げ加工した葉書1枚の下側に曲げ加工していない真っ直ぐな葉書を1枚置いて1枚1枚手差し印刷する事で引っ掛かりを防いでやります。

又、「2重印字で鮮明さの無いトラブル」になった時は紙送りローラー部で微妙な滑りが発生していて1回目の印字と2回目の印字が微妙にずれて2重印字になってしまっているものと思われますが、これを避けるには出来るだけ滑りが発生しないようしっかり曲げ加工して置く事と使うプリンター・ドライバによって印字動作が多少違うので使えるプリンター・ドライバが複数有る場合はプリンター・ドライバを変えてみるようにします。

例えば「EPSON MJ−500C」プリンターでは葉書裏面横置き印刷で純正「MJ−500C」プリンター・ドライバ使用では裏面全面が2重印字になり汚らしい印刷仕上がりとなりがちですが、代用「MJ−700V2C(MS)」プリンター・ドライバでは2重印字は裏面上半分だけに収まり2重印字部分の印刷仕上がりもかなり改善されます。


又、葉書裏面横置き印刷方向に対して上下に余白が少ないと印字開始位置にバラツキが発生した時に上下がちょん切れて印刷されてしまい、特に下がちょん切れた場合は次の紙にそのちょん切れた残りの部分が印字されてしまうので「紙が無駄になるトラブル」になります。

この手の「紙が無駄になるトラブル」を避けるにはレイアウトを自由に決められるソフトを使い、上下に出来るだけ多くの余白を作る為にイラストや文面文字行を中央に出来るだけ寄せたレイアウトを採用するようにしてやります。


葉書の表書き(宛名書き)印刷で郵便番号枠からはみ出さないように印字させたいのに、印字開始位置にバラツキが発生し、印字開始補正値(右へ何ミリ、上へ何ミリとか)が定まらないトラブルに見舞われる事がよくあります。

去年の印刷で使えていた補正値でやると大きく枠から外れて印刷されるし、其の印刷状態を考慮して補正値を修正しながら何度か試し印刷を繰り返してみても、何とかこれで収まったかなと思って念の為と其の補正値のまま再試し印刷させると気まぐれのように又ずれて印刷されてしまうと言うような場合、冬時の室内温度が暖房前の冷え切った状態からまだ上がってない状態だったり、インクジェットプリンタ自体も冷え切っていてプリンタ内部が温まっていなくて部品の微妙な伸び縮みが影響を与えているとか、厚紙系である葉書の手差し噛み込み位置に−2mm〜0mm〜+2mmとバラツキが発生するクセがあるプリンタだったり等と幾つかの要因が複合して原因になっている事があります。

例えば「EPSON MJ−500C」プリンターでは、葉書を手差し噛み込みさせると噛み込み位置が3段階にバラツクくせがあるようで、つまり葉書の最後尾の位置が3段階に収斂(しゅうれん)するが真中の段階に当たる葉書最後尾位置を指し示すようにプリンタ用紙ポケットや用紙支えガイド等に油性マジックインキで▼印を付けてやり、其の位置を「0mm」とすると噛み込みの少ない「−2mm」と多く噛み込まれた「+2mm」という3段階になります。

例えばこれで「−2mm」や「+2mm」に噛み込まれた時に「給排紙スイッチ」でそのまま紙を排出させて再度噛み込ませても元のままの噛み込み位置だが、1枚でも印刷すると次は「0mm」の位置に噛み込まれ、暫く「0mm」位置噛み込みが続くというクセがあるようです。

こういうクセがあるのを考慮しながら補正値を修正しつつ試し印刷を繰り返しますが、郵便番号枠内に安定的に印刷出来るようになるのに数枚から10数枚も試し印刷を繰り返さざるを得ないので、去年や一昨年の受取年賀状を使って何度も重ね試し印刷しながら補正値をどう修正したらどう印刷位置が変化したか考えながら補正値を追い込んで行きます。

こうやってる内にプリンタ内部温度も室温も安定して来て、バラツキも収斂(しゅうれん)して来たと感じ、郵便番号を枠内に収めて印刷する補正値とコツが掴めて来たなら、本番印刷に移行出来ます。
  (去年使った補正値と異なる事がよくありますので、去年の値は去年の値と割り切ります。)




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住所録データのソフト間移行処理('05/01/01)



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年賀状・暑中見舞い状制作実践例('05/01/01)



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