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サンダーのコツ    v6.00 (2012/09/10)


電動サンダー・リサイクルのコツ

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本 文

ここではリユース(再使用)する場合に限定して取り上げます。


《 電動サンダーのコツ  目次 》

【 電動サンダー概説('12/09/10) 】

    
【 〈 使用上の注意点は? 〉 】

    
【 〈 中古品電動サンダーや完動品かどうか分からないものを使う時は? 〉 】


電動サンダー 概説('12/09/10)

〈 使用上の注意点は? 〉

大工道具としての「電動サンダー」はサンド・ペーパー(紙やすり)による「やすり掛け」を手助けする電動工具ですが、電動サンダーの底部分にサンド・ペーパー(紙やすり)をセットしてやすり掛けしたい材料(木材等)に当ててスイッチを入れると、電気マッサージ器のような微振動が内部のモーターで発生し、その振動で底部のサンド・ペーパー(紙やすり)が揺らされ、材料(木材等)をやすり掛けする事となります。

木材にやすり掛けすると木の微粉末が大量に発生しますが、これを吸い込むのは体に良くないので、それを防ぐ為に口部分を立体的に完全に覆う防塵マスクをして作業するようにします。

電動サンダーの中には構造上内部のモーターを十分冷却するような作り方がされていない機種があり、長時間の連続使用に耐えないものがありますから、やすり掛け作業をしていて電動サンダーが異常に熱く感じられた場合、扇風機やドライヤーの冷風を当てて外部強制冷却させるか暫らく作業を休んで自然冷却させるかして、電動サンダーを冷やした後でやすり掛け作業を再開するようにします。
   [ナカトミ産業社製電動サンダー「リキサンダ SD−300S」を使用していて、すごく熱くなって来たなーと思いながら使用し続けていたら、中から煙が出始めたのでそれ以上使用するのを中止して自然冷却させましたが、後日分解掃除したら内部のモーターが15〜20度位しか回転出来ないようなモーターの作りになっていました。
    モーターと言うものは、通常360度回転出来るように作られ、扇風機やドライヤー等ではモーター軸に送風用の羽を付けてモーターの回転で送風と同時にその風でモーター自身を冷却するような構造になっていますから、長時間の連続使用でもモーターが異常に熱くなってしまうことは無いように考慮されています。
    電動サンダー「リキサンダ SD−300S」にもモーター軸に送風用の羽が付けられてはいましたが、モーターが15〜20度位しか回転出来ないようなモーターの作りになっていますので、十分な送風効果が出ず、結果モーターの冷却が十分に行われないというものでした。
    (
参照: トニックス トップ>修理・治療法>サンダー修理> ) 

木材をやすり掛けした時に発生した木の微粉末が電動サンダー内部に入り込み、それが段段モーターに付着し始めてしまいますが、モーターの冷却が十分でないとモーターが熱くなって行った時にその熱で付着した微粉末から煙が発生し、そのまま使用し続けると終いには発火する恐れがありますので、煙が出るようになったら分解掃除が必要となります。
   [電動サンダーには、木材をやすり掛けした時に内部に入り込んだ木の微粉末を集塵する集塵袋が取り付けられるようになっていますが、集塵機能が完璧ではない事が多いのでどうしても木の微粉末が内部に残りがちです。
    ナカトミ産業社製電動サンダー「リキサンダ SD−300S」を使用していて、すごく熱くなって来たなーと思いながら使用し続けていたら、中から煙が出始めたのでそれ以上使用するのを中止して自然冷却させましたが、後日分解掃除したら内部のモーターが15〜20度位しか回転出来ないようなモーターの作りになっていましたので、送風用の羽が付けられていても十分な送風が行われず、モーターの冷却が十分でなくモーターに付着した木の微粉末がモーターの熱で燃え出す直前の煙を上げ始めた段階に至ったようでした。
    (
参照: トニックス トップ>修理・治療法>サンダー修理> ) 



〈 中古品電動サンダーや完動品かどうか分からないものを使う時は? 〉

@ 先ず電動サンダーの底部分にサンド・ペーパー(紙やすり)を挟み込み取り付ける為の歯型板バネが壊れていたり等していなくて、サンド・ペーパー(紙やすり)を挟み込み保持する機能が有効かチェックします。

A 次に電源コンセントに繋いでスイッチをONさせて電気マッサージ器のような微振動を生ずるかどうか確認します。

以上2つのチェック項目がOKなら、取敢えず電動サンダーとして使えます。


電動サンダーの底部分に市販サンド・ペーパー(紙やすり)を挟み込み取り付けるには、先ずサンド・ペーパー(紙やすり)を挟みで電動サンダーの底部分よりやや大きいサイズで切り出す必要が有りますが、サンド・ペーパー(紙やすり)を挟み込み取り付ける為の歯型板バネが有る側の縦幅サイズは底部分の長さに加えて「挟み込みのりしろ」を考慮した長さに、横幅サイズは底部分と同じか少し(数mm)加えた長さにします。

挟み込み取り付けする歯型板バネを持ち上げながら切り出したサンド・ペーパー(紙やすり)の一方の端を挟み込みセットしたら、同様に反対側の端を挟み込みセットしますがサンド・ペーパー(紙やすり)と底部分に隙間が無いように引っ張りながら挟み込みします。
    [挟み込み取り付けする歯型板バネを持ち上げるのに指先では力が入らないと言うのであれば、ドライバーの先を隙間に差し込んでテコのようにしてやってみても良いでしょう。

木材をやすり掛けした時に内部に入り込んだ木の微粉末を集塵する集塵袋が取り付けられるようになっている場合は、集塵袋をきちんとセットします。
    [集塵袋のゴムが伸びてしまっている場合は、輪ゴム等を使って有効に機能するようにセットしてやります。]


やすり掛けするには、やすり掛けしたい材料(例えば木材)に電動サンダーのサンド・ペーパー(紙やすり)部分を押し当てて電源スイッチをONし、上から強く電動サンダーを材料に押し当てながら少しづつ動かして行きます。


―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――



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