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Sエフェクター・システム v6.00 (2003/06/01) |
サウンド・エフェクター・システム |
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(参照:
トニックス トップ>よくある質問FAQ> )
本 文
【 プログラマブル・システム・セレクター('03/05/30) 】
【 システム・プログラマー用フット・プリセット・スイッチ('03/06/01) 】
【 システム・プログラマー用拡張プログラム・メモリー('03/06/01) 】
【 多出力電圧多出力端子形ACアダプター('03/05/30) 】
【 エフェクター・システム・ボード・ケース('03/05/27) 】
【 サウンド・エフェクター・システム製作の要点('03/06/01) 】
◆ プログラマブル・システム・セレクター('03/05/30) |
エレキ・ギター等の音色変換装置として所謂(いわゆる)サウンド・エフェクターが何種類も世に出ていますが、音を歪(ひず)ませるエフェクター1つ取っても「ファズ」、「ディストーション」、「オーバードライブ」と分類されるくらい加工されて出て来るサウンド(音)には違いが有りますし、当然メーカーや機種も違えば出て来るそのサウンドは千差万別です。
通常、エフェクト音の好みや値段から各自の好みのエフェクターを選んで購入し、それらをエレキ・ギターとギター・アンプの間等に挿入接続して使います。
個々のエフェクターにはエフェクトON/OFFのフット・スイッチが付属していますが、1曲の演奏途中で複数のエフェクターを同時にエフェクトONさせたくても出来なくて困る事が有りますが、それを可能にしてくれるのがプログラマブル・システム・セレクターの「システム・プログラマー」シリーズです。
《 システム・プログラマー 仕様抜粋比較 》
機種番号 SP−4X2DR SP−6X3 SP−6X3D
標準価格 受注生産 ¥28,900 ¥33,900
本体エフェクター・ループ数 4 6 6
本体プリセット・プログラム数 2 3 3
エフェクタループON/OFFスイッチ リレー
アナログスイッチ アナログスイッチ
本体プリセット・データ保持方法 メカ・スイッチ メカ・スイッチ メカ・スイッチ
オール・パス・スイッチ
リレー 無し
メカ・スイッチ
REMOTE端子
1 1
1
SYNC端子
1 無し
1
電源 AC100V
DC18V DC18V
(006P電池×2)
(006P電池×2)
DC-IN端子 無し
1 1
(注:外観・機能・仕様・価格は予告無く変更する事が有ります。)
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◆ システム・プログラマー用フット・プリセット・スイッチ('03/06/01) |
システム・プログラマー本体の「REMOTE端子」に接続することで、システム・プログラマー本体のプリセット・データ・スイッチをフット・スイッチとして外部に取り出せるようにしたのがシステム・プログラマー用フット・プリセット・スイッチの「SS−6 サウンド・セッター
6」です。
システム・プログラマー本体のプリセット・データ・スイッチを1プログラム分そのままフット・スイッチとして置き換えられますので、ステージ演奏中でも素早くプリセット・データを変更出来るようになります。
下記のメモリー・セッターのSOUND SETTER IN端子に接続すると、メモリー・セッター併用時にもメモリー・セッター本体のプリセット・データ・スイッチを1プログラム分そのままフット・スイッチとして置き換えられます
同じくメモリー・セッターのBANK端子に接続すると「BANK切り替えユニット」としても使えます。
《 サウンド・セッター 6 仕様抜粋 》
機種番号
SS−6
標準価格 ¥19,800
対応エフェクター・ループ数 6
拡張プリセット・データ保持方法
メカ・スイッチ
REMOTE端子
1
SYNC端子
無し
プリセット・データ・スイッチ
フット・スイッチ
電源 DC18V
(006P電池×2)
電源スイッチ 有り
DC-IN端子
1
(注:外観・機能・仕様・価格は予告無く変更する事が有ります。)
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◆ システム・プログラマー用拡張プログラム・メモリー('03/06/01) |
システム・プログラマー本体のREMOTE端子に接続することで、システム・プログラマー本体のプリセット・データ・スイッチをエクスターナル・プログラム・メモリーとして外部に増設出来るようにしたのがシステム・プログラマー用拡張プログラム・メモリーの「SM−6 メモリー・セッター
6」です。
システム・プログラマー本体のプリセット・プログラム数は3(又は2)ですが、「プログラム3(又は2)」にぶら下がる形で拡張プリセット・プログラム数が追加され、プログラム・セレクト・フット・スイッチも6個増加しますのでステージ演奏中でのサウンド選択の幅が広がります。
《 メモリー・セッター 6 仕様抜粋 》
機種番号
SM−6
標準価格 受注生産
対応エフェクター・ループ数
6
拡張プリセット・データ保持方法
メモリーIC
(バッテリー・バックアップ)
プログラム・セレクト・フット・スイッチ
6
拡張プリセット・プログラム数
6 × BANK数
BANK数 最大64
BANK端子
1
REMOTE端子
1(IN/OUT)
SOUND
SETTER IN端子 1
SYNC端子
1
電源 DC18V
(006P電池×2)
電源スイッチ 有り
DC-IN端子
1
(注:外観・機能・仕様・価格は予告無く変更する事が有ります。)
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◆ 多出力電圧多出力端子形ACアダプター('03/05/30) |
サウンド・エフェクターの駆動電源にはDC9V(006P電池×1)、DC18V(006P電池×2)、AC100V(国産AC仕様)、AC120V(米国産AC仕様)等各種有りますが、エフェクター・システム・ボード・ケースに複数のサウンド・エフェクターをシステム・アップする時に必須のアイテムが多出力電圧多出力端子形ACアダプターの「AC−4X3
シリーズ ACアダプター」です。
DC出力端子を幾つかのグループ分けにし、グループ毎に設けた出力電圧切り換えスイッチで9Vか18Vかを自由に設定出来ますので多様な電圧と出力数の組み合わせが可能です。
《 ACアダプター 仕様抜粋比較 》
機種番号 AC−4X3 AC−4X3+/AC
標準価格 ¥13,800 受注生産
DC出力グループ数 4 4
DC出力端子合計数 12 12
DC9V出力端子数範囲 3〜12 3〜12
DC18V出力端子数範囲
3〜9 3〜9
AC100V出力端子 無し 3
AC120V出力端子 無し 3
DC出力定電圧安定化回路 内臓 内臓
DC出力ショート保護回路
内臓 内臓
(注:外観・機能・仕様・価格は予告無く変更する事が有ります。)
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◆ エフェクター・システム・ボード・ケース('03/05/27) |
複数のサウンド・エフェクターを使っていると会場移動の度に結線組上げ・サウンドセッティング・分解片付けしなければなりませんが、これらを組上げ収納したまま移動出来るようにしてくれるのがエフェクター・システム・ボード・ケースの「システム・ボード」シリーズです。
このアルミ・エッジ・ケースの内部にはネジ止め木製パネルが有り、手持ちのエフェクターに合わせてカットしたり、或いはパネル上にエフェクターをネジ止め・マジックファスナー止め組み込み等どんなメーカーのエフェクターにも応用自在です。
《 システム・ボード 仕様抜粋比較 》
機種番号 EC−15 EC−18 EC−30
標準価格 受注生産
受注生産 受注生産
横幅W 50cm 68cm 80cm
高さ(奥行き)H 45cm 48cm 40cm
厚みD 14.5cm
14.5cm 14.5cm
(注:外観・機能・仕様・価格は予告無く変更する事が有ります。)
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◆ サウンド・エフェクター・システム製作の要点('03/06/01) |
アナログ・ミュージック・シンセサイザーにおける樂音信号生成の流れは「鍵盤(音高・音長・休み)」→「VCO(音源波形生成)」→「VCF(波形変換調整)」→「VCA(エンベロープ・音量調整)」→「キーボード・アンプ(音波変換)」というようなものですが、エレキ・ギターやエレキ・ベース等で各種のサウンド・エフェクターを使用する場合でも接続順序を決める時はこの流れを参考にします。
手持ちのサウンド・エフェクターのそれぞれがどういう性格のサウンド加工をするものかを考え、上記の流れと照らし合わせて区分けし、接続順を決めてやります。
場合によっては通常の順序を入れ替えたサウンドの方が気に入る事も有ります。
(参照:
トニックス トップ>音作り裏技集>
)
例えば、「オクターブ・ボックス/ピッチ・トランスポーザー」→「ディストーション/ファズ/オーバードライブ」→「フェイズ・シフター」→「フランジャー」→「コーラス・ボックス」→「アナログ・ディレイ」→「ワウワウ」→「オート・ワウ」→「グラフィック・イコライザー」→「コンプレッサー」→「ノイズ・ゲイト」→「フット・ボリューム」の順で接続するとします。
個々のサウンド・エフェクターにはエフェクトON/OFFのフット・スイッチがそれぞれ付いていますから、曲中に同時にはどれか1個しかエフェクトON/OFFしないという人には、個々のエフェクターのフット・スイッチ操作でサウンド切り替えが可能ですから、後は「
システム・ボード 」シリーズのエフェクター・システム・ボード・ケースに「
AC−4X3 ACアダプター
」の多出力電圧多出力端子形ACアダプターと共に組み込むだけで会場移動の度に結線組上げ・サウンドセッティング・分解片付けしていた作業が軽減されるようになります。
曲中に同時に複数のエフェクターのエフェクトON/OFF操作が必要という人には「 システム・プログラマー
」 シリーズのプログラマブル・システム・セレクターを追加してやります。
システム・プログラマー機種の選択には音質優先か価格優先かを先ず考えます。
音ヤセを嫌い値段が高くても構わないという人は「エフェクター・ループON/OFFスイッチ」が「リレー」仕様のものを、多少音質が悪くなってもスイッチ音が少ない方が良いとか出来るだけ値段が安い方が良いというような人は「アナログ・スイッチ」仕様のものを選ぶと良いでしょう。
例えば「
システム・プログラマー SP−6×3/D
」は「エフェクター・ループ数」が「6」なので1台で6個までのエフェクターに対応出来ます。
システム・プログラマー内部の接続順は「LOOP 1]→「LOOP 2」→・・・→「LOOP 6」となっていますから、上の例で言えば「LOOP 1」に「オクターブ・ボックス」を、「LOOP 2」に「ディストーション」をという風に接続していき、エフェクター側のエフェクトON/OFFスイッチは全て「エフェクトON」状態にして置きます。
そしてシステム・プログラマー本体のプログラム番号毎にプリセット・データ・スイッチ(スライド・スイッチ)でどのLOOPのエフェクターを実際のエフェクトONにするかを設定していきます。
「 システム・プログラマー SP−6×3/D
」本体だけでは1台につき6個のエフェクターに対して3プログラムまでしか設定出来ませんが、同時に複数のエフェクターをエフェクトONにするサウンド・パターンが2パターンしか必要無いという人にはシステム・プログラマー本体だけで間に合います。
システム・プログラマー用フット・プリセット・スイッチの「
SS−6 サウンド・セッター
6
」をシステム・プログラマー本体のREMOTE端子に接続した場合、システム・プログラマー本体の「PROGRAM 3」のプリセット・データ・スイッチ(スライド・スイッチ)をサウンド・セッターのフット・スイッチに置き換えられますので、ステージ演奏中でもプリセット・データを素早く変更出来るようになります。
システム・プログラマー用拡張プログラム・メモリーの「
SM−6 メモリー・セッター
6
」をシステム・プログラマー本体のREMOTE端子に接続すると、システム・プログラマー本体の「PROGRAM 3」にぶら下がる形でメモリー・セッターの拡張プリセット・プログラム数が追加されますので、合計8プログラムとなります。
(メモリー・セッターのBANK端子に「BANK切り替えユニット」として「
SS−6 サウンド・セッター
6
」を代用接続すると、最大64BANKまでのBANK切り替えが出来るようになりますので6×64で384の拡張プリセット・プログラム数まで増加させられます。
メモリーセッターのSOUND SETTER IN端子に「サウンド・セッター
6 」を接続した時はメモリー・セッターの「PROGRAM 6」のプリセット・データをサウンド・セッターのフット・スイッチに置き換えられますので、ステージ演奏中でもプリセット・データを素早く変更出来るようになります。)
システム・プログラマー本体にはSYNC端子が付いていますから、2台のシステム・プログラマー間でこのSYNC端子どおしを接続することによって2台のシステム・プログラマーの連動動作をさせられます。
どちらかのプログラム・スイッチを操作すればもう一方の対応プログラム・スイッチも同時に操作されたかのように連動しますので、最初から1プログラムのLOOP数が12で製作されたような「特注システム・プログラマー」セットと等価になります。
2台のシステム・プログラマーそれぞれにメモリー・セッターを接続している場合でも、メモリー・セッターにもSYNC端子が付いていますから、メモリー・セッター間でSYNC端子を接続しておけば、同様に拡張プリセット・プログラム間でも連動動作をさせられます。
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