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山芋(いも)の皮    v1.01 (2002/10/10)


山芋(いも)の皮からのクロ■ーン再生

本ページの一部用語についてはインターネットの特性を考慮して、
クイズのように隠したり意図的に細工したりして表記している部分が
有りますが、パズルを解くつもりで頭を働かせてお読みください。
文字化けでは有りませんので、念の為)
参照: トニックス トップ>天下のご意見番>つつ■抜け> )


本 文

自生種を「自然薯(じねんじょ)」と言い、栽培品種を「山芋」と言い「長芋」「つくね芋」「やまと芋(いちょう芋)」等があります。

自生種は木々の根を避けながら伸びていくのでゴボウのように細いものから形もこぶだらけだったりくくねくねしてたり大きいと1m近くの長さにもなりますが、栽培品種の「長芋」は大根のようにずんぐりむっくりした大きさ・形になります。

自生種を採取する時は、葉の特徴とつるの太さから適否を判断して、つるの根元を探して掘り出しますが、つるの根元から芋の部分を少し残して切り取るようにしてそれを元のように埋め戻してやると、それが再び成長を始めます。

スーパーで普通に売られている「長芋」は側面全体から所々ヒゲのように根が大根と比べると非常に多く生えています。

大根なら摩り下ろす時に摩り下ろす分(例えば5cm厚)だけ輪切りにして皮を剥きそれを手でつかみながら下ろし金で摩り下ろしても滑ってしまうことは有りませんが、「長芋」はぬるぬるしていて同じ遣り方では滑ってうまく摩り下ろせませんので筆者は摩り下ろす範囲(例えば5cm幅)だけ皮を剥き、皮が残っている部分をわしずかみして摩り下ろす遣り方で手早く摩り下ろすようにしています。

剥いた皮は野菜ゴミとして捨てられる運命ですが、尻尾等のかけらを土に埋めて置くと芽が出てくることから、ひげのような根が皮から所々出ているし皮だけでも芽が出るのではないかとリサイクルする方法を試みてみましたので以下にその実験記をレポートします。


【クロ●ーン再生手順】

(1) 例えば輪切りにしないで「長芋」の一部を5cm幅で皮を剥いた時、プロの輪切り大根のかつらむきのように途切れないで剥くのは難しく、実際には1周剥くのに4・5回途切れてしまいますが、剥いた皮は内側どうしを張り合わせるようにして言わば中身のご飯を抜いた皮だけのいなり寿司状態のような形にして水に浸しておきます。
    (底の平らな容器〔豆腐のパック容器等〕に張り合わせた皮を入れ、水に浸して乾燥を防ぐと共に皮に生えている根から水分を吸収させます。)

(2) 直射日光の当たらない所に置いて、1・2日水に浸した後、鉢植えします。
    (1.2日なので水を替える程のことは有りませんが、鉢の準備が整わない等数日水に浸したままにする場合は雑菌防止の為1日1回水替えをしてやります。)

(3) 鉢植えの土は水はけの良い乾燥したらさらさらする砂が良く、如雨露(じょうろ)で1日2・3回水遣りをしますが、植え付けて芽が出てくるまでは日陰で風通しの悪い所に鉢をおきます。
    (ジャガイモの塊茎〔かいけい、かたまりになっている根〕を分割して植え付ける時のように雑草等を燃やして出来た灰を張り合わせた皮の外側全体にまぶして、土の表面から1・2cm下に水平に埋まるように植え付けます。畑として使えるスペースが無くてずっと鉢植えのまま栽培せざるを得ない人は長方形プランターに鉢植えした方が良いでしょう。)

(4) 乾燥しにくい(日陰で風通しの悪い)所に置いている間にも、芽が出てハート型の葉を付けたら成長している証拠で、日の当たる所へ鉢を移動させて遣ります。
    (5cm幅1周分の皮と言っても実際は途切れ途切れの皮剥き状態なので、この1周分を1鉢に鉢植えしていますが場合によっては途切れた数に見合った個数の発芽が有り得ます。)

(5) 日の当たる所でハート型の葉を2枚付けた後1・2週間してつるが成長してきたら、畑そのものや畑として使える庭が有る人は鉢植えから植え替えをしてやります。
(つるはやがて数十cmの頭をもたげて360度回転させながら近くに巻きつけていけるものがないかと探し始めますので、つるをつたわせる為の長い棒(3・4m)を側に立ててやるか、背丈の高い木々への橋渡し棒を立てかける等するかしてやる必要が有り、鉢植えのまま栽培する場合は木々の根元近くへ鉢を移動させた方が良いケースも有ります。)

(6) 畑への植え替えには鉢の中身がすっぽり入る位の穴を掘って灰や肥料を入れておき、次に鉢の縁に沿って鉢と中の砂の境界に直定規のような物を差し込んでいき鉢と中身が分離しやすくした上で山芋の葉を傷めないないように手をあてがいながら鉢を逆さまにして中身を取り出し、掘った穴にそのまま埋めてやります。
    (鉢の中の砂が乾燥していると、逆さまにした時に崩れやすいので適度の水遣りをした後に行います。複数個並べて植え替えする場合、20cm位離しながら1列になるようにします。側に立てたつるをつたわせる棒と棒は自分の肩位の高さで横に這わせた棒で互いに括〔くく〕り付けて補強しておきます。多数を2列で植え替える場合は、列の中央に自分の肩位の高さで横に這わせた棒が来るように先ず作り、その横棒につるをつたわせる棒を両側から立てかけるように括り付けて補強します。つまりこの場合列の先頭側から後ろを振り返るとつるをつたわせる棒が「X」字に見えるように立っていることになります。)

(6) 畑への植え替え後は1日1回の水遣りをしながら、つるが棒をつたって成長するのを待ちます。
    (つるが数十cm伸びているのにうまく棒に巻きつかないでのた打ち回っている時はつるに負担を掛けないように棒にそっと巻きつけてやります。巻きつける方向は必ず反時計回り〔左回り〕にします。自然の巻き付け方が変だとか予定外のものに巻きついてしまっている等で巻きつけ直してやる必要が有る場合はつるに負担を掛けないようにそっとほどき、無理な力が掛かった状態にならないように巻きつけ直しておきます。)

(7) つるが棒をつたって上へ上へと伸びていれば順調に成育しています。
    (この位にまで成長すると、虫や鳥に葉を食べられてしまう危険性が高くなります。筆者はプランター植えの山芋の葉や鉢植えのキャベツの葉、鉢植えの大根の葉を3・4日ですっかり食べられてしまった経験が有ります。犯人はカラスかスズメかそれとも他の鳥なのか分かっていませんが、早朝の内に被害に合っているようでした。鳥にとって水飲み場となる庭池の横に鉢を置いているのも格好の標的にされているのかも知れません。山芋は遺伝子に葉を食べられることを前提に組み込まれているらしく、前にも増してより多くの葉を後日付けて復活、大根も全て食い尽くされない内に網掛けしたので枯れずに済みましたが、キャベツは根の生え方が不十分らしく全滅で枯れてしまい、又1からのやり直しとなっていまいました。網掛けしてからは被害に合っていません。)

(8) 自生種の最も良い収穫の時期は9月末から10月初めですが、つるの太さが4・5mmないと地下の芋部分が大きく育っていませんので収穫は翌年以降に持ち越すようにします。


----  続く (請うご期待!) ----


あとがき

山芋は種子によらない無性生殖で増殖しますが、つるに「むかご」と呼ばれる枝豆位の小さな種芋を付け、この種芋が風に運ばれて次なる土地で芽を出す形で子孫を増やしていくと共に自生範囲を広げる事になります。

「長芋」1本から5cm幅の皮が6・7回取れるとして、5cm幅の皮1回分から1個の芽を成長させられて全てクロ◆ーン再生出来たとしたら少なくともトータル「1:6再生」出来ることになりますが・・・、今の所1本目の皮をまとめて鉢植えしたプランターから発芽1個、2本目の皮を鉢植えした8鉢の内の1鉢(長芋の中央部分に当たる皮)から4個の発芽に成功しています。

実際のところ自生種の収穫とつるがつたう棒を立ててやる等の生育補助の経験は有りますが、1からの栽培の経験も無い体当たり実験記で、現在進行中ですが収穫までうまく行き着けるかは分かりません。



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制作・著作: トニックス株式会社

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