――――――――――――――▲  他社バナー広告欄  ▲――――――――――――――

                              ToNIx  Corporation

道標:  トニックス トップ天下のご意見番>人身事故企業>
 

人身事故企業    v6.00 (2012/11/09)


繰り返される人身事故、過去の反省を活かせない企業

このページのかっこ(【 】)でくくった下線付き文は「ページ内ジャンプ」
のリンク指定をしていますので「ページ内ジャンプ」機能に未対応の
ブラウザソフトをご使用の方はクリックしても表示位置を正しく変えませ
んので目的の本文部分までスクロールして御覧ください。

参照: トニックス トップ>よくある質問FAQ> )


本 文

人身事故を起こしたら2度と起こさないように、原因究明と反省の上に立って各種体制を改善するだろうと誰しもが期待しますが、残念ながら世の中にはそういう期待に応えられる企業ばかりではありません。

過去の反省を活かせないと言うか、懲りずに同じ事を繰り返し世間を騒がせる企業があるので、そういう企業を取上げています。


《 繰り返される人身事故、過去の反省を活かせない企業 目次 》

【 シンドラーエレベータ('12/11/09) 】

【 アミューズトラベル('12/11/09) 】



シンドラーエレベータ('12/11/09)

エレベータは、ワイヤーロープの片端に人や荷物を乗せる籠(かご)が繋がれ、もう片端には重量バランスをとる為の錘(おもり)がつながれており、籠(かご)が空だったり乗っている人の混雑状態がガラガラだったりすると、錘(おもり)の方が重いので籠(かご)が上方向へ上がる力が加わるそうで、それを停止させる為にブレーキを掛けている構造なのだそうであるが、本来エレベータドアが開いている間は籠(かご)が停止していなければならないのに、それが上へと動いてしまうのはブレーキが効いていないかモータ制御回路の誤動作か何かで、運悪く乗り込もうとした瞬間に籠(かご)が動き出すとそれが原因で転倒したりして籠(かご)の床と停止階廊下の天井とで体が挟まれてしまう人身事故が発生しうる事は容易に想像される。

実際日本ではシンドラーエレベータで高校生が動き出した籠(かご)の床と停止階廊下の天井とで挟まれる死傷事故が起きて以来、これを機に法改正で予備のブレーキ装備が義務付けられたが、法改正以前に設置されたエレベータには適用されなかった。

これでは早晩法改正以前設置エレベータで同じような事故が起きるのは目に見えるところで、実際法改正前設置のシンドラーエレベータ(金沢のアパホテルの従業員用)で清掃員が動き出した籠(かご)の床と停止階廊下の天井とで挟まれる死傷事故が起きてしまった。
     [消防署からの予備ブレーキ設置指導に応えなかったアパホテル、1基100万円ぐらいの改修費で予備ブレーキを取り付けられるそうだから、法改正以前設置エレベータを持つビルのオーナーは、人身事故発生時の対応やビルイメージの低下を考えれば改修した方が安上がりだと思うが、派手な姿のTV出演で知られるアパホテル女社長はそんな事には気が回らなかったか・・・。]

そもそも日本にはエレベータ製造会社が何社もあるのに日本製を使わずに欧州のシンドラー社製を採用するビルオーナーにはビル建設費をケチる事しか能が無かったか・・・?
     [欧州でのエレベータ内閉じ込め事故で対応の悪さに見舞われた人の話では、日本製はエレベータを安く売っても運用サービス(メンテナンス)で稼ぐ方式なので運用はしっかりしているのだそうだが、向こうは売りっぱなしでメンテナンスは別会社委託なのでトラブル対応が余りにも酷いそう。]


                                         【 ▲戻る 】

アミューズトラベル('12/11/09)

リタイヤした高齢者を対象としたトレッキング・登山ツアーを企画募集するなら、責任持ってコースの下見をすべきだし、ガイドの選定にしても単に登山経験者だったからと言うので無く現地の地形天候に精通した山岳救助隊員経験者のような人が得られないなら企画募集するべきではないだろう。

高齢者対象の北海道トムラウシ山登山ツアーで、現地に精通した登山家でも天候の急変し易い特徴があって装備に気を付ける必要が有ると言っている山を、下見もしないで現地に精通しない登山家をガイドに、軽装のままの高齢者ツアーを敢行し、案の定天候の急変に対応出来無くて遭難、死者を出してしまい、50日の業務停止処分を受けた経験は何だったのか。

中国万里の長城トレッキングツアーで、又しても下見もせず現地のガイドの選定も現地人だというだけのオザナリ選定で、軽装のままの高齢者対象のツアーを敢行して、又もや天候の急変に対応出来ず遭難、死者を出してしまっている。
    [元々万里の長城は外敵の侵入を阻む為のものだから人里離れた険しい山の尾根に設置されており、大部分は土を固めただけの城壁で整備もされず風化も激しく、観光写真で良く見る堅固なレンガで観光整備された所はほんの一部に過ぎず、多くの登山家が訪れる整備された登山道でもない、それなのにわざわざそういう未整備部分を選んでのツアーに、本格的登山の装備も持たず、軽装のままの高齢者ツアーでは天候の急変に対応出来ないのは分かり切った筈だが・・・、こういう事が想像出来無い無責任ツアー会社は退場してもらうしかない。]


                                         【 ▲戻る 】


―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――



                                         【 ▲戻る 】

戻るにはこちら↓

  トニックス トップ天下のご意見番人身事故企業

          制作・著作(C)2012: トニックス株式会社

――――――――――――――▼  他社バナー広告欄  ▼――――――――――――――