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スキャナのコツ    v6.00 (2006/10/09)


スキャナ・リサイクルのコツ

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参照: トニックス トップ>よくある質問FAQ> )


本 文

ここではリユース(再使用)する場合に限定して取り上げます。


《 スキャナのコツ  目次 》

【 スキャナ概説('06/10/09) 】

    
【 〈 使用上の注意点は? 〉 】


【 MS−DOSで使用する場合(予告) 】

【 Windowsで使用する場合('06/10/09) 】

    【 〈 中古品スキャナや完動品かどうか分からないものを使う時は? 〉 】



スキャナ  概説('06/10/09)

〈 使用上の注意点は? 〉

スキャナとパソコン(PC)の接続インターフェイスはSCSI(「スカジー」と読む)接続タイプとUSB接続タイプがあり、初期のモデルはSCSI接続タイプが殆どでしたが、元々SCSIインターフェイスを標準搭載しているPCが非常に少なかったことから、PCにUSBインターフェイスが標準搭載されるに従いUSB接続タイプに切り替わって行きました。


スキャナをWindowsで使うにはそのスキャナ機種に適合したTWAINドライバをインストールして置く必要があります。

パソコン本体メーカーと違って、スキャナメーカー等の周辺機器メーカーは最新の周辺機器用ドライバソフトを自社のHP(ホームページ)で無料ダウンロード出来るようにしていますので、インターネット出来る状態の人はそこから入手出来ます。

インターネット出来る状態に無い人は出来る状態の知人に頼むか、電話連絡でもして当該ドライバを有償交付(実費?)して貰えるか問い合わせると良いでしょう。


画像取り込みを正常に行えるようにするには、スキャナの内部をPCのリセット信号で初期化する必要が有りますが、それには接続ケーブルをPCに接続した上でスキャナ側の電源をONにして置き、その後でPC側のOS(WindowsやMSDOS)を起動するようにします。
    (こうしないと全ての機器類に問題が無いのに「接続ケーブルを点検して下さい」等というエラー表示が出て取り込み動作をしないことが有ります。)


                                     
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スキャナ  Windowsで使用する場合('06/10/09)

〈 中古品スキャナや完動品かどうか分からないものを使う時は? 〉

スキャナの新品購入ならTWAINドライバがスキャナに添付されて来ますから、それをインストールすれば済みますが、中古で入手した場合に付属品が全て揃(そろ)っているとは限りません。

付属品も揃って無く、スキャナが完動品かどうかも不明な時やスキャナが取り敢えず動くかどうか試したい場合は、スキャナ単体でのテスト機能が備えられていないので先ずパソコン(PC)に接続して外部機器として正しく認識されたかどうかを確認します。
参照: トニックス トップ>修理・治療法>スキャナ修理>異常音画像歪み> )


SCSI接続タイプのスキャナは、PC側に「SCSIインターフェイス」を搭載している必要がありますが、通常標準搭載されていないことが殆どなので、「SCSIインターフェイス」カードを増設してやる必要が有ります。

既に外部増設のSCSI−HDD(SCSI接続ハード・ディスク・ドライブ)やSCSI−CDROMドライブ等をSCSIインターフェイスと共に使用している場合は、このSCSIインターフェイスを共用出来ますので接続ケーブルだけを用意します。

市販のMSDOS/Windows用SCSIインターフェイスの接続コネクタは3種類ありますが、SCSI接続タイプのスキャナはこれに合わせて3種類の接続コネクタを装備していますので、手持ちのSCSIインターフェイスの接続コネクタ形状にあわせて接続ケーブルを用意します。

SCSIインターフェイスのリサイクル品利用には、先ずSCSI−スキャナ等のSCSI機器を接続しないでSCSIインターフェイス単独増設状態でPCが正常動作していることを確認しておきます。
参照: トニックス トップ>リサイクル>SCSI-I/Fのコツ> )

SCSI接続タイプのスキャナにはSCSI−IDを設定するスィッチがありますので、他のSCSI機器で既に設定しているSCSI−ID番号と一致しないように設定してやります。

SCSI接続では、SCSIインターフェイスからSCSI機器1、SCSI機器2、SCSI機器3と数珠(じゅず)繋ぎにして行き、最後尾に当たるSCSI機器3には「ターミネータ」を装着するのが通常の使い方ですが、SCSI機器としてSCSI−HDDのみの使用では「ターミネータ」を装着しなくても誤動作しないことが多いようです。
    (「ターミネータ」が最後尾機器に装着されていないと、「接続ケーブルエラー」という誤動作表示をすることがあります。)

SCSI接続タイプのスキャナは、「ターミネータ」装着用コネクタを装備する代わりにSCSI−IDスイッチに「ターミネータ付き設定」と「ターミネータ無し設定」との選択を出来るようにしている製品がありますが、スキャナを最後尾に配置又はスキャナ1台しかSCSI接続しない場合はこの「ターミネータ付き設定」を選択してSCSI−IDを設定しておくと、「接続ケーブルエラー」等という誤動作表示に見舞われなくて済みます。

SCSI接続タイプのスキャナは、SCSIケーブルで接続した上で、電源ケーブルで家庭用100V(ボルト)コンセントへ接続し、スキャナの電源をONにしておいてからPC側のOS(WindowsやMSDOS)起動をします。

SCSI接続タイプのスキャナが不良品でない場合、Windows95等では「マイコンピュータ」→「コントロールパネル」→「システム」のWクリック後、「デバイスマネージャ」タブをクリックすると「イメージ・スキャナ」が追加表示されていることが確認出来、「イメージ・スキャナ」を選択反転表示させて「プロパティ」ボタンをクリックすると、「デバイスの状態」項目で「このデバイスは正常動作しています。」と表示されている筈です。

TWAINドライバがインストールされていなくても、このようにしてSCSI接続タイプのスキャナは信号交換レベルでは取敢えず不良品ではなさそうだということを確認出来ます。

スキャナで実際に画像取り込み出来るかどうかを確認するには、「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「Imaging」でWindows標準搭載のイメージ取り込みソフト「Imaging」を使うかイメージ取り込み出来るフリーソフト「Paint Shop Pro Light」等の「ファイル」メニューから取り込み機器の選択指定と取り込み指示をしてやります。

この時TWAINドライバがインストールされていないと、エラー表示されますので、スキャナのメーカーのホームページ(HP)から手持ちのスキャナで使えるTWAINドライバ等を探し出してダウンロード/インストールしてから、取り込みをやり直します。


USB接続のスキャナは、電源を付属ACアダプターから供給するタイプとUSB接続ケーブルを介してPC側から供給を受けるタイプとが有ります。

USBコネクタ仕様は、USBケーブルをPC動作中に何時でも自由に抜き差し出来るように仕様設計されていますので、PC側のOS起動完了後にUSB−スキャナを持って来てUSB接続してもPC側が正常にそれを認識してくれ、Windows95等では「マイコンピュータ」→「コントロールパネル」→「システム」のWクリック後、「デバイスマネージャ」タブをクリックすると「イメージ・スキャナ」が追加表示されていることが確認出来、「イメージ・スキャナ」を選択反転表示させて「プロパティ」ボタンをクリックすると、「デバイスの状態」項目で「このデバイスは正常動作しています。」と表示されている筈です。
    (但し、接続したUSB−スキャナに合ったTWAINドライバがインストールされていない場合は、「不明なUSBデバイス」として「デバイスマネージャ」タブに表示されます。)

TWAINドライバがインストールされていなくても、このようにしてUSB接続タイプのスキャナは信号交換レベルでは取敢えず不良品ではなさそうだということを確認出来ます。

スキャナで実際に画像取り込み出来るかどうかを確認するには、「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「Imaging」でWindows標準搭載のイメージ取り込みソフト「Imaging」を使うかイメージ取り込み出来るフリーソフト「Paint Shop Pro Light」等の「ファイル」メニューから取り込み機器の選択指定と取り込み指示をしてやります。
    (USBケーブルはPC側のOS起動後にでも追加差込出来、PC側でそれをちゃんと認識してはくれますが、追加差込したUSB機器がエラー無く正常動作してくれるかと言うと必ずしもそうではありません。
     PC及び周辺デジタル機器は、PCからのOS起動に伴うリセット信号を受けて一斉にそれぞれの内部を初期化して始めて正しく動作するように出来ていますが、追加差込したUSB機器にはこのリセット信号が与えられていませんから初期化動作をしておらず、為に「USB接続ケーブルを点検して下さい」等というエラー表示をして、TWAINドライバが正しくインストールされているのに画像取り込み動作をしてくれない場合があります。
     こういうのを避ける為に、USB−スキャナが付属ACアダプター電源供給タイプならACアダプターから電源を供給して置いた上で、PCにUSBケーブル接続した後にPC側のOS起動をするようにします。)

この時TWAINドライバがインストールされていないと、エラー表示されますので、スキャナのメーカーのホームページ(HP)から手持ちのスキャナで使えるTWAINドライバ等を探し出してダウンロード/インストールしてから、取り込みをやり直します。


                                     
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―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――



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